永山絢斗、恒松祐里、津田健次郎、原日出子、生瀬勝久が「リバーサルオーケストラ」に出演

永山絢斗、恒松祐里、津田健次郎、原日出子、生瀬勝久が、日本テレビ系で2023年1月11日にスタートする連続ドラマ「リバーサルオーケストラ」(水曜午後10:00)に出演することが分かった。

門脇麦が主演を務める「リバーサルオーケストラ」は、超地味な市役所職員として働く“元・天才バイオリニスト”の谷岡初音(門脇)と、彼女を巻き込む“変人マエストロ”常葉朝陽(田中圭)の2人が、児玉交響楽団(通称・玉響)をポンコツ交響楽団から一流オーケストラに大改造していく、爽快感抜群の音楽エンターテイメントドラマ。脚本を「最愛」(TBS系)、「彼女はキレイだった」(フジテレビ系)や、連続テレビ小説「エール」(NHK)など、ヒットドラマを次々と手掛けている清水友佳子氏が担当。音楽科を卒業し、ピアノ講師を務めた経歴を持つ清水氏が、クラシックの世界をリアルに紡ぐ。

永山が演じるのは、初音の幼なじみで、国内外で活躍する日本屈指の人気バイオリニスト・三島彰一郎。父は世界的な指揮者、母は有名バイオリニストという音楽界の超エリートで、幼い頃から「神童」と呼ばれていた。実はストイックな努力家でもある。また、初音と2人暮らし中の妹・谷岡奏奈役を恒松、事あるごとにオーケストラの活動を邪魔する市議会議員・本宮雄一役を津田が務める。本宮はイケボで主婦層を中心に人気がある人物だ。

永山は「『天才バイオリニスト』という響きに思わず飛び込んでしまった自分がいけないのです。うなだれ、前を向き、を繰り返し、毎日バイオリンと向き合っています。クラシック音楽とバイオリンのリズムが今まで生きてきた中で聴いたことのないもので、なかなか体になじみませんし、バイオリンがこんなに大変なものだとは知りもしませんでした」とバイオリンと格闘していることを伝え、「しかし、ほかのキャストの方々も同じ思いをしていると考えると、少しでも形になるようにと奮起できます。音楽家の方たちに敬意を持ち、とにかく最後まで三島彰一郎を演じることを楽しもうと思います」と意気込みを語る。

恒松は「お話をいただいた時は、門脇麦さんをはじめとする個性豊かな俳優の方々とお芝居させていただけるということに胸が躍りました。そしていざ台本を読むと皆さんの演奏シーンの多いこと! というか作品の半分以上演奏されていて演奏者役の皆さん大変だ…と思いました」と明かし、「でも音楽がこんなにもたくさん出てくる作品はとてもぜいたくですし、読んでいて心が温かくなるシーンがたくさんあって、早く全部がつながった映像を見たいと思いました」と期待。そして、「今回、私は玉響の皆さん、特にお姉ちゃんを全力で応援する事が一番の役でのお仕事ですが、役を超えて私自身も皆さんの事を全力でサポートして『奏奈が来ると疲れが吹っ飛ぶ!』と言われるくらいに、皆さんを癒やしていきたいです!」と抱負を述べている。

「お声掛けいただいたこと、とてもうれしかったです。今までやったことのない役柄でお声掛けいただいたので、さらにうれしかったです」と出演を喜ぶ津田は、「今回演じる本宮と、似ているところは…ないです(笑)。悪役とはまた違う嫌な男を演じるのはとても楽しみです。門脇さん、田中さんをはじめ皆さまとご一緒させていただくこと、スタッフの皆さまとの出会いなど、さまざまな楽しみがあります。何より楽しみにしているのが、ライバルとなる生瀬さんとバトルできることです。今までやってこなかったタイプの役柄を丁寧に大胆に作り上げていこうと思っています。すてきなクラシック音楽が流れる、笑えて感動できる物語を楽しみに待っていてくださいね」と撮影を心待ちにしている。

さらに、日本一と名高いオーケストラ・高階フィルのオーナー・高階藍子役を原、朝陽の父で西さいたま市長・常葉修介役を生瀬勝久が担う。修介は、児玉交響楽団を“客の呼べるオーケストラ”にしたいと、息子・朝陽を帰国させる。げんきんなお調子者だが、どこか憎めないキャラクターだ。

原は「『リバーサルオーケストラ』への出演、大変ワクワクしております。私の演じる高階藍子は、いわば敵役。昨今、主婦のような役どころの多い中、今回は全くの非日常の役を演じます。これぞ役者の醍醐味(だいごみ)というものです。今は、台本を読みながらあれこれと演技プランを練る毎日を楽しんでいるところです。また、作品を通して素晴らしい音楽に触れられることも、大きな楽しみです。オーケストラの奏でる『音楽の力』に突き動かされていく、それぞれの人間模様を楽しみに見ていただけますように、私は私の役に徹して演じてみたいと思っております」と意欲を燃やす。

生瀬は「お話をいただき、日本テレビさんの連続ドラマは、久しぶりなので、とてもうれしかったです。政治家の役を演じた記憶は、ほとんどありません。私にとっては、未知の役です。ですから、今から、ワクワクしております」と意外にもあまり経験のない役柄であることを明かし、「田中圭くんとの芝居も楽しみなんです。『あなたの番です』(同系)では、少ししか、絡みがなかったので、今回は、ガッツリ楽しみたいと思っています。頑張りますので、どうかたくさんの方に見ていただきたいと願っています」と話している。

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