クリスマスに聴きたいジャズ6選

特別企画:BLUE NOTE CLUB運営スタッフおすすめのクリスマス・ナンバー

クリスマスが目前ということで、運営スタッフがお気に入りのクリスマス・ナンバーをセレクトしてみました。今年のクリスマスのテーマ曲にいかがですか?
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●スタッフYS

アルバム『スヌーピーのメリー・クリスマス』より、ヴィンス・ガラルディ・トリオ「クリスマス・タイム・イズ・ヒア (Vocal)」

『ピーナッツ』シリーズの音楽を手掛けたピアニストによるスヌーピーのクリスマス・アルバムより。アルバムには同曲のインスト・ヴァージョンとヴォーカル・ヴァージョンが収録されていますが、『ピーナッツ』のキャラクターが歌っているかのような少年たちのコーラスが美しいヴォーカル版が断然好みです。歳を重ねるごとにクリスマス気分をあまり感じることがなくなっていますが、この曲を聴くとちょっぴり敬虔な気持ちになります。

スヌーピーのメリークリスマス[CD] - ヴィンス・ガラルディ - UNIVERSAL MUSIC JAPAN

●スタッフKS

ルイ・アームストロング 『サッチモ・クリスマス~ルイ・ウィッシズ・ユー・ア・クール・ユール』より「ウィンター・ワンダーランド」

こどもの頃はクリスマスといえば、ミサに行き教会で讃美歌を歌っていました。歌うと心身共に安らいだものです。その後、街で流れる「ジングル・ベル」、「サンタが町にやってくる」、「そりすべり」などの楽しいクリスマス・スタンダードを覚えましたが、中でも「ウィンター・ワンダーランド」という曲が大好きでした。サッチモの歌うこの曲は、私がそれまで聴いていたキラキラした印象とは全く異なるのですが、こういう解釈もあるのかと今年改めて感じたところです。

サッチモ・クリスマス~ルイ・ウィッシズ・ユー・ア・クール・ユール[CD] - ルイ・アームストロング - UNIVERSAL MUSIC JAPAN

●スタッフDT

Mel Tormé『Mel Tormé At The Crescendo』より、「The Christmas Song」

ナット・キング・コール・トリオが1946年にリリース後一躍クリスマス・ソングの定番となったこの曲だが、作者のメル・トーメが初めて自身の歌でこの曲を録音したのは、それから8年後の1954年12月のことだった。
このテイクではシンプルな編成と、メルのリラックスしたヴォーカルからこの曲の素の表情を感じ取ることが出来る。そして何より秀逸なのは、エンディングでのクリスマス・キャロル“Here We Come A-wassailing”の引用。

メル・トーメ | Mel Torme - UNIVERSAL MUSIC JAPAN

●スタッフAO

ナット・キング・コール『A Sentimental Christmas With Nat King Cole And Friends: Cole Classics Reimagined』より「O Holy Night (duet with Calum Scott)」
ザ・クリスマスソングといえば、ナット・キング・コール。様々な現代のアーティストが参加した、このアルバムでは「O Holy Night」をナット・キング・コールとカラム・スコットがバーチャル・デュエットしています!
ナット・キング・コールの深みのある優しい歌声と、カラム・スコットのソウルフルで伸びやかな歌声を聴いていると、暖炉の前いるような温かく満たされた気持ちになります。キャンドルを灯してしっとりと聴きたいような1曲です。

A Sentimental Christmas with Nat King Cole and Friends: Cole Classics Reimagined [直輸入盤][CD] - ナット・キング・コール - UNIVERSAL MUSIC JAPAN

ルイ・アームストロング 『サッチモ・クリスマス~ルイ・ウィッシズ・ユー・ア・クール・ユール』より「クリスマス・イン・ニュー・オーリンズ」

サッチモの愛称で世界中、老若男女から愛される、ルイ・アームストロング。

サッチモのクリスマスソングといえば、この曲を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか? 
クリスマスの解釈は年齢を重ねるにつれて、どんどん変わっていくものだと思います。
この曲は幼いころの「サンタさんくるかな」というワクワク感満載のクリスマスを彷彿とさせちゃいますね。

サッチモ・クリスマス~ルイ・ウィッシズ・ユー・ア・クール・ユール[CD] - ルイ・アームストロング - UNIVERSAL MUSIC JAPAN

●スタッフSG

プスンブーツ 『ディア・サンタ』より「クリスマス・オール・オーバー・アゲイン」
ノラ・ジョーンズを中心に、サーシャ・ダブソンとベーシストのキャサリン・ポッパーの3人の女性ミュージシャンからなる、ガールズ・ユニット=プスンブーツのクリスマス・ソング。
ゆったりとした曲調に、3人のハーモニーが徐々に重なり絶妙に絡み合っていく歌声がたまらなく心地良く癒やされます。
カントリー・チューンのひと味違うクリスマス・ソングで、ゆっくり、のんびり過ごすクリスマス気分を味わってみるのもいいですね。

ディア・サンタ [SHM-CD][CD] - プスンブーツ - UNIVERSAL MUSIC JAPAN

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