意外にも軽ハンデ馬が苦戦するローカルハンデ重賞!【中日新聞杯】競馬初心者講座講師:長谷川雄啓の過去5年データ分析!

GⅢ・中日新聞杯(土曜・中京)

芝2000mのハンデ戦。

12月の施行に変わったのが17年のこと。従いまして、データは過去5年です。

1番人気は〔111〕、2番人気は〔201〕、3番人気は〔010〕。

6番人気以下〔232〕、2ケタ人気馬〔021〕。

馬連3ケタはなく、万馬券2本。

昨年は8、17、10番人気の1~3着で、3連単は236万馬券となりました。

ステップレースを見ていきましょう。

エリザベス女王杯から〔100〕。

天皇賞・秋から〔011〕。

セントライト記念から〔100〕。

府中牝馬Sから〔011〕。

関屋記念から〔100〕。

小倉記念から〔001〕。

小倉大賞典から〔001〕。

前走重賞組は、すべてその前走で掲示板を外していた馬です。

OPから〔231〕。人気、着順は不問です。

トップハンデは5年で13頭いて〔013〕。

勝ち馬のハンデは56~53キロで、平均すると54.8キロ。

2着馬は57.5~54キロで、平均54.9キロ。

3着馬は57~54キロで、平均55.6キロ。

ハンデ53キロで馬券に絡んだのは、19年の勝ち馬サトノガーネットのみ。この馬は牝馬なので、牡馬に換算すると55キロ。

つまり、54キロ以下の軽ハンデ馬は苦戦の傾向にあるということでしょう。

連対10頭中8頭に、芝2000m以上の重賞での3着以内がありました。

ただし、勝ち馬5頭はすべて、ここで重賞初勝利。

牝馬は〔111〕。8、9、10番人気と、人気薄での激走です。

最後に年齢別で見ておくと、3歳〔110〕、4歳〔323〕、5歳〔102〕、6歳〔010〕、7歳〔010〕。

4歳馬がいいようです。

※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。

【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』

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