377のため池が「全面改修が必要」と判明 香川県が劣化状況調査

香川県のため池の劣化状況を調べた結果、約380のため池が「全面改修が必要」だということがわかりました。

この調査は、2020年に施行された「ため池工事特措法」に基づいて行われました。

決壊すると人的被害が出る可能性があるとされている香川県内の「防災重点農業用ため池」のうち、改修されていない1440カ所の劣化状況を調べました。

その結果、377のため池が、ため池そのものや設備の老朽化などで「全面改修が必要」と判断されました。香川県は、特措法の期限となっている2030年度までに優先度の高いものから改修を行うとしています。

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