新潟市秋葉区在住の男性が架空請求詐欺被害、警察は電子マネーでの支払い要求に注意喚起

秋葉警察署

秋葉警察署は8日、新潟市秋葉区在住の50歳代男性が電子マネー11万円分をだまし取られる特殊詐欺(架空料金請求詐欺)被害を認知し現在捜査中であると発表した。

秋葉署によると、7日、被害に遭った男性が自宅でパソコンをインターネットに接続して使用中、ウイルス感染警告の文字が表示されたため、画面に表示されたサポート電話番号に電話をかけた。

そして、片言の日本語を話す男性に「サポートして消去するが、費用として電子マネーを購入するように」などと言われ、男性に指示されるままコンビニで4万円分の電子マネーを購入し、電話などで電子マネーの情報を男性に伝えた。

その後、「サポートに失敗してしまったので、作業を訂正する金銭が必要。そして、もう一度サポートするための金銭が必要なので、7万円分の電子マネーを購入するように」などと言われ、被害者は言われるがままに、再度、電子マネーを購入し情報を伝えた。

その後、さらに「また失敗しました」と追加の支払い要求を受けたことから詐欺を疑い警察に届け出た。

秋葉署は、「電子マネーでの支払いを要求されるものは詐欺を疑ってほしい。また、通話をしながら高額の電子マネーを購入している人をみたら、詐欺被害に遭っている可能性があるので注意してほしい」と呼び掛けた。

© にいがた経済新聞