新潟県警察本部
新潟北警察署、新潟警察署、新潟東警察署、新潟西警察署、刑事総務課および組織犯罪対策課の合同捜査班は８日、東京都在住で無職の男性（４６歳）と、埼玉県在住で無職の男性（２６歳）を、特殊詐欺（オレオレ詐欺）の容疑で逮捕した。
２人の男性はほかの氏名不詳者らと共謀し１０月２７日、新潟市中央区に住む女性（８０歳代）の自宅固定電話に電話をかけ、「電話でかばんと携帯をなくした」「友達の家で骨とう品の皿を割ってしまった。買い手が決まっているので１００万円を用意できないか」などと嘘を言った。同日１０時ころ、孫の代わりに来た２６歳男性（容疑者）が、女性の自宅前の道路上において、現金１００万円を受け取った。
その後、孫になりすました同人が、再び女性宅に電話をかけ、さらに金を用意できないかなどと嘘を言い、同日１４時ころにも、女性宅前の道路上において現金１００万円を受け取り、現金合計２００万円をだましとった。
４６歳男性は、だまし取った現金の回収役を行っていたもので、１０月２７日と１１月１７日にも同容疑で逮捕されている。
新潟県警察組織犯罪対策課は、「息子や孫になりすまし、『オレだよ』などと言ったときには、相手に名前を名乗らせるようにしてほしい。また、今日中にお金が必要などと言ってきても慌てることなく、自分一人で行動せずに家族などに相談してほしい」と呼び掛けた。
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