容疑者と被害者は清掃業の仕事で接点か 宮城・涌谷町殺人事件

宮城県涌谷町の住宅で清掃業の男性が殺害された事件で、容疑者の男も清掃業を営んでいたことが分かりました。警察は、仕事で接点があったとみて調べています。

殺人の疑いで送検されたのは住居不定、無職の松川雄太郎容疑者(27)です。

松川容疑者は11月19日夜、涌谷町中島乙の住宅の敷地でこの家で暮らす清掃業の三川栄治朗さん(64)の上半身を刃物で刺すなどして殺害した疑いが持たれています。

警察の調べに対し、松川容疑者は容疑を認めているということです。

松川容疑者と仕事の取引があった関係者によりますと、松川容疑者は2015年ごろから大崎市を拠点に清掃業を営んでいたということです。

一方、三川さんは2007年から清掃業を始めていて、三川さんと同居していた女性が三川さんの仕事を通じて1、2回、松川容疑者を見たことがあったことが分かりました。 警察は、2人の間に仕事上のつながりがあったとみて調べています。

また、松川容疑者に車を貸し逃走を手助けしたとして逮捕された太白区袋原の会社員、阿部祐太容疑者(26)が犯人隠避の疑いで送検されました。

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