絶品!ふわふわの出来立て豆腐に舌鼓 地元企業から学び、神川中3年生が手作り体験 絞りたてしょう油も

作りたての豆腐を試食する生徒=埼玉県神川町立神川中学校

 埼玉県神川町立神川中学校(内田隆一校長、生徒数313人)3年生が、地元の企業「ヤマキ醸造」から豆腐の作り方を学んだ。総合的な学習「世のなか科」の一つで、今後は企業を紹介するパンフレットを製作していく。

 同町と日本薬科大学(伊奈町)が10月に包括連携協定を締結したのを機に、同校では同大とヤマキ醸造と連携した授業に取り組むことにした。

 これまでに3年生102人が、同大学から健康と食事について学んだり、ヤマキ醸造からは発酵食品について話を聞いた。

 3回目の授業でしょう油と豆腐作りを体験。豆腐は2人1組で作り、豆乳ににがりを入れ「1、2、3」と言いながら素早く混ぜると、絹豆腐が完成した。出来立ての豆腐を試食した生徒は「フワフワしていて見た目はプリンのよう」「茶碗蒸しのような味がする」とうれしそう。絞りたてのしょう油をかけると「香ばしい香りが強くなった」と話していた。

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