イチゴ前面に誘客へ 県内外でイベント展開 JR東日本が冬キャンペーン

JR東日本大宮支社が実施する観光キャンペーンのポスター

 JR東日本大宮支社(森明(もりあきら)支社長)は9日、来年1~3月に「2023年冬のとちぎ観光キャンペーン」を実施すると発表した。首都圏を中心に、県特産のイチゴをメインとしたイベントを展開するなどして誘客を図る。

 JR上野駅では2月4、5日にイチゴや関連商品を販売する「とちぎストロベリーマルシェ」、同月16~18日は特産品などの「栃木産直市」を開く。東京駅構内のコンビニ・ニューデイズの一部では2月の毎週金曜日にイチゴを販売するなど、さまざまなイベントを実施する。

 県内では小山、今市、氏家の各駅周辺の観光スポットを巡る「駅からハイキング」や、本県と埼玉、茨城の3県にまたがる5駅をクイズに答えながら訪問する「宇都宮線鉄道クイズラリー」などを企画。いずれも参加者にプレゼントを用意している。

 新型コロナウイルスの水際対策の緩和を受け、インバウンド(訪日客)向けに交流サイト(SNS)を活用した情報発信なども強化していく。

 同支社は「コロナ対策を講じつつ観光キャンペーンを盛大に開催していきたい」としている。

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