節電のため外出を 東急が「ウォームシェア」新企画、145店舗で使えるクーポン発行

節電プロジェクトの告知イメージ(東急提供)

 東急(東京都)などは、今冬に予想される電力逼迫(ひっぱく)を踏まえ、東急線沿線の商業施設に出かけるよう促すプロジェクトを今月から来年3月まで行う。同社やグループ会社が運営する商業施設など10施設のテナント計145店舗で使えるクーポンを特設サイトで発行。環境省が推奨する「ウォームシェア」の生活スタイルを提案する。

 プロジェクトは「OFF&GO」アクションと名付けた。対象施設は、みなとみらい東急スクエア(横浜市西区)、たまプラーザテラス(同市青葉区)、渋谷ヒカリエ(東京都)、南町田グランベリーパーク(同)など。レストランでのドリンクサービス、小売店での割引など特典内容は店舗ごとに異なる。

 特設サイトにアクセスし、スマートフォンなどでクーポンを表示すればサービスが受けられる。期間中は何度も利用可能。

 担当者は「家の電気を消して商業施設に行くことで、節電がお得で楽しく、身近な取り組みになってほしい」と話している。

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