ドミノ・ピザ基金で日本の生産者を応援!助成を受けた「りゅうのひげ会」食用菊の収穫祭に行ってみた!

『ドミノ・ピザ基金』の助成を受けた新潟市西蒲区の「りゅうのひげ会」収穫祭にガタチラスタッフも行ってきました!

『ドミノ・ピザ基金』は、「ドミノ・ピザ ジャパン」が“ニッポンの生産者の今と未来を応援する”ことを目的に、社会や環境問題の改善を目指した具体的な活動をしている農林水産業の生産者・支援者を助成する活動で、2022年春季の助成に「りゅうのひげ会」が採択されました。

「りゅうのひげ会」では、2株しかない状況から復活した伝統食用菊「りゅうのひげ」を栽培していて、助成を受けて通年の商品販売ができるように乾燥加工の機械導入をされたそうです。今回は活動進捗報告ということで、「ドミノ・ピザ ジャパン」のマーティンCEOとベンCOOも参加されていました。

新潟の食用菊というと「かきのもと」を連想させる方が多いですよね。同じ食用菊でも色合いや旬などが異なります。

鮮やかな黄色とハーブのような品のある香りが特徴的な「りゅうのひげ」は、細い花びらが“竜の髭”のようであることから名付けられたそうです。「りゅうのひげ」を栽培する農家は少なく、2013年には2株にまで減少…。そんな中で、農家の長津正男(ながつまさお)さんは栽培に取り組み、今では250株程まで増やしてきたそうです。

この日はマーティンCEOとベンCOOも交えて、収穫や箱詰めの体験、活動を始めた経緯の説明、作業場の見学などが行われました。

「りゅうのひげ」は食用菊の種類の中でも遅咲きで、11~12月にかけて収穫期を迎えます。しかし、時期になると一気に開花し収穫するため、商品化するにはスピーディーな乾燥加工が必要だったそうです。乾燥が間に合わず、一部食品ロスが出てしまい、収穫物のすべてを収益化することができないことから、「ドミノ・ピザ基金」にチャレンジし、今年の10月に乾燥機を導入することができたそうです。

乾燥加工の作業改善を行ったことで、復活させることができた「りゅうのひげ」をより多くの方に触れてもらうことが可能に!!現在は200kgほどが地域の飲食店や直売所に流通していますが、2023年からは一年を通して商品を販売する計画でいるそうです。

「りゅうのひげ」を食べる機会が増えるのはうれしいですね!さらに、認知拡大と販路獲得に向けて、東京都内でマルシェなども行う予定でいるとのこと。今後の展開が楽しみです♪

そして、「りゅうのひげ」を使ったお料理がこちら!

豚汁にちらし寿司、胡麻和えにかき揚げなど、どれも「りゅうのひげ」の鮮やかな黄色がとっても華やかにしてくれますよね♪また、シャキシャキとした食感と噛んだ瞬間に広がる良い香りもクセになるおいしさです!

「りゅうのひげ」を使った菊茶もあるので、手軽に「りゅうのひげ」を楽しむこともできますよ♪

食べたことがない方もぜひこの機会に「りゅうのひげ」を堪能してみてはいかがでしょうか?

新潟の新たな特産品が生まれそうな予感…!「りゅうのひげ」を通じた、地域活性に繋がるように「りゅうのひげ会」の取り組みをガタチラも応援していきます!!!

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