日中国交正常化50周年を記念した交流イベントが3日、長崎県佐世保市三浦町のアルカスSASEBOで開かれ、張大興・駐長崎中国総領事や関係団体などから約60人が参加した。
国際交流などに取り組むNPO法人社会教育団体ベルポ会（福岡県）が、相互理解を深めようと開催した。張総領事は「中国の住民自治制度」をテーマに発表。中国の政治制度の概要を説明するなどして「今後、中国の住民自治組織と長崎の自治会との交流をしていきたい」と話した。
佐世保・厦門市青少年交流協会や、県立大佐世保校の学生有志で構成するベルポ会佐世保支部学生ボランティアなどの活動報告に加え、長崎国際大の留学生による佐世保での生活体験発表もあった。発表をした張傅賀さんは「今後も日中友好に貢献したい」と結んだ。
