新米おにぎりや長崎和牛を配布 佐世保で農水産まつり

地元農産物などを販売するまつり会場=佐世保市

 長崎県佐世保市相浦町の相浦工業団地で10日、地元野菜や魚介を販売する「農水産まつり2022」が始まった。原材料価格の高騰による家計の逼迫(ひっぱく)を受け、野菜などを割安で販売。県産の新米「なつほのか」のおにぎりや、長崎和牛の無料配布もあり、駆けつけた市民らが堪能した。11日まで。
 JAながさき西海などでつくる同まつり実行委が主催し初開催。地元農水産物の消費拡大などが狙い。
 会場には市内の商店など各事業者のテントが並んだ。世知原茶や県産ジャガイモの詰め放題もあった。新米おにぎりを食べた長崎市の無職女性(56)は「甘くておいしかった。野菜や干物を安く売ってもらい、助かる」と笑顔を見せた。


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