中森明菜はお犬顔アイドル? 歌唱力よりもルックス優先【80年代アイドル総選挙】  あなたの1票で80年代ベストアイドルが決まる!

「80年代アイドル総選挙」”お犬顔アイドル”ベストテン

80年代は僕の小中高時代とほぼピッタリ重なります。ゆえに「女性アイドルを選べ」となると、歌唱力も音楽的評価もヌキにして「好みの女性を選ぶ」ことになる訳で。そして僕はお犬顔(ドッグフェイス)が大好きです。決して猫顔、いわゆる目鼻立ちが整った美人タイプではなく、童顔で愛嬌のあるお顔立ち。そんな僕が好きだったお犬顔アイドルをランキングしてみたいと思います。

第10位:真璃子

当時正体不明でノーマークだったけど、意外と好みのお犬顔。歌手活動を再開されてからは、同い年・同じ地元という事で最近よくご一緒します。「お犬顔は老けない」と勝手な思い込みを持っているけど、彼女は54歳になった今でも本当に可愛らしい。思い込みを証明してくれてありがとう! の一票。

第9位:川島恵  

NHKで放送されていた歌番組『レッツゴーヤング』でしか見なかった彼女だけど、極めてコケティッシュな、むしろパグ的子犬顔。そこに詩吟仕込みの伸びやかなハイトーンボイスと八重歯が加わればイチコロなのでした。

第8位:杉浦幸

ヤンキー臭を漂わせつつも、かなり理想に近いお犬顔。とにかくドッグフェイスは笑顔が可愛い(と思う)。彼女ももっと明るい面を出した歌やドラマでスタートしていたらもうちょっと人気になれたんじゃないかなぁ… と思うんだけど。

第7位:岡本舞子

デビュー時14歳とは思えぬ色気と歌唱力。顔が整いすぎていてお犬顔からちょっと外れるかもしれないけど、やや垂れた目とだんごっ鼻はお犬顔好きな僕を魅了しました。彼女がデビューした84年はアイドル豊作だったからか、あまり注目されなかったことが残念。

6位:小出広美

中森明菜から鞍替えしたお犬顔アイドル。たしか実際も「ポスト中森明菜」として売り出しており「タブー」なるちょっとツッパリソングでデビューしました。これまたお犬顔と八重歯の合わせ技、必殺の笑顔は僕にとって84年以降の明菜を凌駕したのでありました。

5位白石まるみ

正確に言うと、まるみちゃんについては歌手デビューする前、『ムー一族』に出演していた頃の評価です。理想のドッグフェイス度で言うともはや完璧に近いです。同じ頃、私的好みのお犬顔対抗馬は林寛子。寛子サンは70年代デビューなので選外ですが、寛子サン&まるみちゃんの二人が僕の好みの顔の理想像を作り上げたといっても過言ではありません。

4位:おニャン子クラブ

高校時代、3年間男子クラスだった僕の放課後の同級生(悲)。”こニャン子クラブ” というファンクラブに属するくらい一生懸命だったのですが、おニャン子全体ではなくお犬顔ツートップ、白石麻子(会員番号22番)ちゃんと横田睦美(会員番号28番)ちゃんへの票です。素人女子高生のはずなのに、次々とソロデビューする「おニャン子の皮をかぶった歌手の卵」が僕は好きになれませんでした。でもこの2人は違う。しかし「ニャンギラスに入れるのもなぁ」とか「ソロデビューしてないとここにも上がってこないよなぁ」とか悩んでおニャン子をランクインさせた次第。

3位:伊藤つかさ

僕にとってつかさサンはお姉さまなのに当時は「ロリコン」のレッテルを貼られたりもしました。今思えば「なんだかなぁ…」ですが、僕も「セーラー服姿の伊藤つかさが好き」だったので当時のオッサンとあまり変わらなかったって事ですかね? つまり『3年B組金八先生』の “赤上近子” 役としての伊藤つかさが大好きだったということ。『鞍馬天狗』出演中のザ・ベストテンの中継は、デコ丸出しの時代劇姿で「やめてくれー」と思っていました。まだまだ、役者ではなく役柄が好きだった若き日々。

2位:菊池桃子

昭和43年生、同い年の女性で比類なきデキの菊池桃子。顔、名前、声、性格、言うことありません。最近では3年くらい前の川栄李奈ちゃんが僕のドッグフェイス好きを刺激しましたが、30余年もの間、好みのお顔でいてくれる人はもう絶対に現れないのです。

昨今のシティポップブームゆえ林哲司ワークスとして彼女の初期作品が再評価されていますが、音楽的再評価よりあの頃の理想的ドッグフェイスを再評価してほしいものです。

1位:中森明菜

ドッグフェイス好きを公言し、ランキングを発表してきましたが、第1位は中森明菜。「え?」ですかね? 中森明菜と言えばキャットフェイスの典型とも思われがちですが、違います。「禁区」までの中森明菜は、僕にとってはお犬顔の理想形、なのです。ぽっちゃりほっぺ、少し垂れた目、丸いお鼻…。

人生初のファンクラブ入会は、「スローモーション」時の中森明菜その人であり、お犬顔のレジェンド坂口良子の流れを組む極めて理想的なドッグフェイスでした。そう、「禁区」までは… です。

その後は、ほっそりして僕が見ても猫顔な感じに変わっていき、小出広美に鞍替えします(笑)。しかし今でも、「禁区」までの彼女を見ると、胸がキュンとなります。その後の彼女の人生に思いを馳せると胸が苦しくなるくらいです。

―― そんなこんなでご紹介してきた私的ベストテン「僕が好きだったお犬顔ランキング」ですが、「お犬顔度」は、そのあどけなさと洗練されてなさと無縁ではないため、セレクトはその人の「お犬顔時代」という限られた期間になりがちです。要するに菊池桃子という特例を除けば、ほぼ全員が「デビューから1〜2年以内」の評価になる訳で、そこも加味した私的ランキングと評価いただければ幸いです。

最後に断腸の思いでランク外とした、島田奈美ちゃん、沢田玉恵ちゃんの理想的なお犬顔度だけはここに記しておきたいと思います(笑)。

カタリベ: 安東暢昭

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