カープ新入団会見 10人が「家族」の仲間入り 新井貴浩監督「24年前の自分と重ね合わせた」

広島東洋カープの新入団発表会見が、きょう(12日)午前10時から広島市内のホテルで開かれました。会場では、新入団選手の家族や抽選に当たったファンクラブ会員が、スターの卵たちに熱い視線を送りました。

ドラ1斉藤優汰(苫小牧中央)「藤川球児さんと中里篤史さんにあこがれ」
「将来のエース候補」と高く評価される斉藤優汰は、黒田博樹球団アドバイザーについて「マウンドでの心構えや、バッターにどういう気持ちで向かっていくかを聞きたい」と目を輝かせました。また、ヤクルトの村上宗隆選手と対戦したいと将来の希望を語っていました。

支配下7人、育成3人の選手に対して質疑応答があったのち、監督として初めて新入団発表に同席した、新井貴浩監督が挨拶をしました。

まず丁寧な自己紹介から入った新井監督(全文)

「みなさんおはようございます。本日は朝早くから、選手のご家族のみなさま、ファンの皆様もお集まりいただき、ありがとうございます。
私のことをご存知でない方もいらっしゃるかもしれないので、改めて自己紹介をします。1998年、ドラフト6位で入りました。1999年から2018年まで20年間現役でプレー。引退後は、4年間解説者をしていました。来年からは、カープの指揮をとります。新井貴浩と申します。よろしくお願いいたします。
いま新しくカープの家族となった10人を見ながら、24年前にここへ立った自分とを重ね合わせて見ていました。期待や希望、不安が入り混じる中、すごく緊張していたのを覚えています。
安心してください。カープは12球団いち、アットホームで家族的な球団です。焦らなくていいので、しっかりと一緒に頑張っていきましょう」

最後は、まっさらなユニホームに袖を通した選手たちが一列に並び、ファンクラブ会員たちを「お見送り」する演出で、喜ばせていました。

カープの新入団選手と背番号
ドラフト1位 斉藤優汰投手 47番
ドラフト2位 内田湘大選手 63番
ドラフト3位 益田武尚投手 26番
ドラフト4位 清水叶人選手 62番
ドラフト5位 河野 佳投手 46番
ドラフト6位 長谷部銀次投手 39番
ドラフト7位 久保 修選手 56番
育成1位 名原典彦選手 121番
育成2位 中村貴浩選手 123番
育成3位 辻 大雅選手 125番

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