宮崎県知事選挙に立候補 河野俊嗣(こうの・しゅんじ)氏の経歴・政策まとめ

任期満了に伴う宮崎県知事選挙が12月8日告示、12月25日投開票の日程で実施されています。今回の宮崎県知事選挙には届け出順に元職の東国原英夫氏(65)、自民党・立憲民主党の各県連・公明党が推薦し社民党が支持する現職の河野俊嗣氏(58)、新人のスーパークレイジー君氏(36)の無所属3名が立候補しました。本記事では無所属現職の河野俊嗣氏についてご紹介します。

宮崎県知事選挙に立候補 東国原英夫氏の経歴・政策まとめ
宮崎県知事選挙に立候補 スーパークレイジー君氏の経歴・政策まとめ

広島県出身、東京大学卒業。旧 自治省に入省し、宮崎県総務部長、宮崎県副知事を経て宮崎県知事を3期務める

河野氏は1964年広島県出身、東京大学法学部卒業。

旧 自治省(現 総務省)に入省し、宮城県総務部・埼玉県総合政策部・総務省自治行政局などに勤務。宮崎県総務部長、宮崎県副知事を歴任しました。

2011年の宮崎県知事選挙に初当選、以降3期連続当選しました。全国知事会地方税財政常任委員会委員長、政府税制調査会特別委員を務めました。

河野氏が掲げる政策とは

河野氏は自らのホームページにおいて以下の政策を公表しています。

コロナ禍、原油価格・物価高騰、台風第14号災害からの回復

○コロナ対策
・県民の命と健康を守るため、市町村や医療機関等と連携
・医療提供体制の更なる充実やワクチン接種の一層の推進
・感染防止対策と社会経済活動のバランスを図る

○台風第14号災害からの復旧・復興
・国・市町村・関係機関・団体と連携し、全力で早期の復旧・復興を推進
・県民の命と財産を守るため、防災・減災、国土強靱化による災害に強い県土づくり
・必要な財源を確保し、ハード・ソフト両面からの防災・減災対策を計画的に推進

○県民の暮らしや県内経済の回復
・過去最大規模となる県独自の「宮崎再生基金(30億円)」の活用
・機動的かつ継続的に効果的な施策を実施(飲食業、観光業支援など)
・「侍ジャパン」合宿や「G7宮崎農業大臣会合」などによる経済・PR効果

本県の飛躍に向けた基盤づくり

○交通・物流ネットワークの充実
・本県の社会経済を支える高速道路網や港湾等の整備の推進
・新船フェリー就航効果の活用、宮崎空港国際線の早期再開を目指す
・鉄道の維持・存続や持続可能なバス路線網の確保

○県民の命と暮らしを守る防災・減災対策の強化
・道路、河川、港湾等の計画的な整備・改修による国土強靱化
・津波避難施設や県防災庁舎等の活用、公共施設等の長寿命化対策

○「スポーツランドみやざき」のさらなる飛躍
・国民スポーツ大会に向けたプール・陸上競技場・体育館等の整備
・合宿環境の充実等に向けた屋外型トレーニングセンターの整備
・国内外のスポーツ合宿や各種大会の積極的な誘致

○にぎわいの拠点づくり
・宮崎駅周辺など駅や商店街を核としたにぎわいの拠点づくり

活力ある未来づくり

○未来を担う子ども、産業や地域を支える人材を育成
・郷土愛や豊かな心を持つ子どもを育み、産業や地域社会の担い手の育成・確保を図る
・女性の活躍や、高齢者・外国人・障がい者など多様な人材が持てる力を発揮できる環境の整備
・奨学金の拡充等による県内就業・就学の促進、高校生の海外留学支援
・軽度の知的障がいの生徒を対象とした本県初の「高等特別支援学校」の複数校設置

○地域経済を支える力強い産業構造の構築
・スマート化等により本県の基幹産業である農林水産業や中小事業者の成長促進
・時代の変化に対応した付加価値の高い産業や成長産業の育成

○安全・安心で持続可能な暮らしの実現
・県民の命と健康を守るため地域における福祉・医療の充実
・少子化対策や社会減対策を強化し徹底して人口減少の抑制に取り組む

○本県への移住・UIJターンの促進
・移住支援策の充実や本県の魅力を生かしたワーケーションの推進
・都市部の企業と県内の市町村とをつなぐ取組等を通じた企業立地
・中山間地域の振興、交流人口関係人口の拡大

○デジタル社会・ゼロカーポン社会に向けた取組の加速
・企業や事業者のデジタル化等を支援、IT人材の確保・育成
・デジタル化による業務効率化や生産性向上、地域の課題解決や経済成長を推進
・省エネや再生可能エネルギー導入、森林資源の循環利用など脱炭素社会づくりを加速

○「宮崎」の魅力や価値を国内外に発信
・自然や食、神話など多彩な魅力の 「観光みやざき」のブランド化
・「国際水準のスポーツの聖地みやざき」として更なる飛躍を目指す
・インバウンドを含む観光振興や輸出促進などによる経済成長 ・「侍ジャパン」合宿や「G7宮崎農業大臣会合」等を通じて本県の魅力を国内外に発信

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