「沖縄に国立自然史博物館を」 県が誘致へ連絡会議設置へ 米スミソニアンなど先進地調査を予定

 国立自然史博物館の誘致に向けて、沖縄県は年度内に「国立沖縄自然史博物館設立推進連絡会議(仮称)」を設置し、玉城デニー知事を会長として、全庁横断的に情報共有を進める方針を固めた。玉城知事は8日の県議会代表質問で、先進地調査として、照屋義実副知事が米国のスミソニアン博物館を視察するほか、市町村や経済団体、学識経験者と連携し、早期の設立を目指す考えを示した。金城勉氏(公明)に答えた。

 県によると、国立自然史博物館の設立に向けた連絡会議は、知事、副知事、関係部局長などで構成する方向で検討。傘下にワーキングチームを設け、誘致に向けた施策を推進する。

 (池田哲平)

© 株式会社琉球新報社