マカロニえんぴつの新曲「リンジュー・ラヴ」が井上真央主演「100万回 言えばよかった」主題歌に決定

マカロニえんぴつが書き下ろした新曲「リンジュー・ラヴ」が、TBS系で2023年1月スタートの連続ドラマ「100万回 言えばよかった」(金曜午後10:00、開始日未定)の主題歌に決定した。

井上真央が主演を務め、佐藤健と松山ケンイチが共演する「100万回 言えばよかった」は、完全オリジナルのファンタジーラブストーリー。数奇な運命に翻弄(ほんろう)されながらも、奇跡を起こそうとする3人の姿を中心に、連続テレビ小説「おかえりモネ」(NHK)、「きのう何食べた?」(テレビ東京ほか)などを手掛けた脚本家・安達奈緒子氏が描く。

愛する人を突然失ってしまった相馬悠依(井上)、魂だけになってもそんな悠依をそばで見守る鳥野直木(佐藤)、そして死の真相を追う刑事でありながら、直木の唯一の媒介者として悠依に関わっていく魚住譲(松山)。そんな3人が関わり合いながら、“当たり前のことは、決して当たり前ではない”というメッセージを伝えるとともに、“その当たり前がどんなにいとおしくかけがえのないものか”を、あらためて訴えかけていく物語だ。

マカロニえんぴつは、メンバー全員が音大出身の次世代ロックバンド。昨年「第63回 輝く!日本レコード大賞」で「最優秀新人賞」を受賞し、「なんでもないよ、」が3億回再生を突破した。これまで数々のテレビCMや話題の映画主題歌を務めてきた彼らだが、意外にもゴールデン・プライム帯連続ドラマの主題歌を書き下ろすのは、今回が初めてとなる。

本作のために書き下ろした楽曲「リンジュー・ラヴ」では、はっとりのエモーショナルな歌声と、キーボードの多彩な音色を組み合わせた壮大なバンドサウンドが印象的な“マカえんらしい”楽曲に仕上がっている。ドラマのストーリーに寄り添った主題歌にも注目だ。

ボーカル&ギターのはっとりは、楽曲について「ドラマの脚本を拝見した時『もう戻れない恋』ではなく『もう触れられない愛』というイメージが湧きました。決して悲しい歌ではなく、人間の温もりが伝わる優しい歌。物理的にはそばに居られずとも、思いだけは強く寄り添う、そんなテーマで『リンジュー・ラヴ』を書きました」と説明している。

ドラマを手掛ける磯山晶プロデューサーは、マカロニえんぴつ起用の理由に関して「はっとりさんの曲はなんでこんなに切なく胸に刺さるんだろう?と思って、いつもマカロニえんぴつさんを聴いていました。今回は単にラブストーリーというだけではなく、幅広く『大切な人を思う』ドラマを作ろうと思ったので、主題歌はマカえんさんしかない!とオファーしました」と明かす。

そして、「打ち合わせでいろいろディスカッションした後、送られてきた『リンジュー・ラヴ』を初めて聴いた時、切なくというより胸がカーッと熱くなりました。この冬、絶対に皆さんの胸を熱くしてくれる名曲だと思いますので、楽しみにしてください」とアピールしている。

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