デビューから42年 ソフィー・マルソーが見せる輝き 「すべてうまくいきますように」場面写真

2023年2月3日より劇場公開される、フランソワ・オゾン監督とソフィー・マルソーが初タッグを組んだ映画「すべてうまくいきますように」の、ソフィー・マルソーの出演シーンを切り取った新たな場面写真が公開された。

公開された場面写真では、ソフィー・マルソー演じるエマニュエルが”アッカンベー”をする姿や、明るい笑顔を見せる様子などが切り取られている。今年でデビューから42年、「ラ・ブーム」「ラ・ブーム2」によって1980年代の日本でトップアイドル級の人気を誇ったソフィー・マルソーが見せる輝きが収められている。

「すべてうまくいきますように」は、安楽死を望む父親に振り回される娘の葛藤を描いたドラマ。脳卒中で倒れ、体の自由がきかなくなった85歳の父アンドレが、娘のエマニュエルに安楽死を願う。小説家のエマニュエルと妹のパスカルは、父の気が変わることを望みながらも、合法的に安楽死を支援するスイスの協会とコンタクトをとる。一方で、リハビリにより日に日に回復する父は、孫の演奏会やお気に入りのレストランへ出かけ、生きる喜びを取り戻したかのように見えた。だが、父は娘たちに安楽死の日を告げる。娘たちは、戸惑い葛藤しながらも、父と真正面から向き合おうとする。

主演を務めるのはソフィー・マルソー。本音しか言わない父の言動に時には傷つきながらも、父を人として敬愛する娘・エマニュエル役を情感豊かに演じている。父のアンドレ役にはアンドレ・デュソリエ、母のクロードにシャーロット・ランプリング、妹のパスカルにのジェラルディーヌ・ペラス、安楽死を支援する協会から派遣されてくる怪しげなスイス人女性にのハンナ・シグラが顔をそろえる。「スイミング・プール」の脚本家エマニュエル・ベルンエイムの自伝的小説を基に、「まぼろし」「8人の女たち」「Summer of 85」などのフランソワ・オゾンが監督・脚本を務めた。

【作品情報】
すべてうまくいきますように
2023年2月3日(金) ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマ 他公開
配給:キノフィルムズ
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