天才ピアニストが「THE W」6代目女王に! 次の目標は「とにかく狙える賞は“全なめ”」!?

日本テレビ系で12月10日に「女芸人No.1決定戦 THE W 2022」が放送され、天才ピアニストが6代目女王に輝いた。

過去最多となる736組が応募し、12組が決勝へ駒を進めた今年の「THE W」。「M-1グランプリ」の決勝にも進出が決定しているヨネダ2000、昨年準優勝のAマッソ、決勝最多出場となる紅しょうがなどが登場した。審査員にはドランクドラゴン・塚地武雅、麒麟・川島明、アンガールズ・田中卓志、笑い飯・哲夫、友近、マヂカルラブリー・野田クリスタルが名を連ね、決勝の行く末を見守った。

決勝戦のAブロックは、TEAM BANANA、ヨネダ2000、さとなかほがらか、Aマッソ。Bブロックは天才ピアニスト、爛々、スパイク、フタリシズカかりこる。Cブロックでは河邑ミク、エルフ、紅しょうが、にぼしいわし。三つのブロックに分かれ、それぞれネタを披露した。

各ブロックを勝ち抜いたヨネダ2000、天才ピアニスト、紅しょうがが、“最終決戦”で激突。Bブロックを7対0のストレートで勝ち抜けた天才ピアニストは、VRを使い、空想の家族に現実逃避する親子のコントを見せ、紅しょうがが1票、天才ピアニストが4票、ヨネダ2000が2票で、天才ピアニストが優勝となった。

優勝決定時には涙を見せた天才ピアニスト。放送後の優勝会見で優勝した今の気持ちと相方へ伝えたいことを聞かれ、竹内知咲は「今年1年はこの大会に向けてやってきたので、めちゃくちゃうれしいですし、気持ちがいいですね。やっぱり決勝に行くのではなく、優勝を目標にやっていたので。相方に伝えたいことは…、毎月単独ライブをやるっていうのは相当しんどいことなんですけど、それに文句も言わずに一緒にやってきてくれてありがとうと伝えたいですね」と晴れやかな笑顔で語った。

一方のますみは「全国ネットの番組でネタを2本できたのは本当にうれしい。特に2本目は準決勝でミスがあって、ずっと消化不良だったので、それを100点の状態でできてようやくモヤモヤが晴れました。相方の竹内さんは天才! 『面白くない』と思ったネタは一つもありません」と相方を絶賛。これには竹内も「いや恥ずかしい、恥ずかしい」「これ書かれるから」とソワソワした様子で記者たちの笑いを誘った。

「THE W」優勝を目標に掲げていたということで、次の目標を聞かれると、ますみが「とにかく狙える賞は“全なめ”…」とポツリ。これには「“総なめ”な! “全なめ”ってなんか嫌やわ(笑)」と竹内の鋭いツッコミが。ますみがあらためて、「関西の賞レースや『キングオブコント』なども全部とって、“トロフィーな女性”になりたいです」とさらなる飛躍を誓った。

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