
ローソンは12日、消費期限より早い日時に設定した「販売期限」を過ぎたデザートを、半額近くで提供する実証実験を始めると発表した。食品ロスを減らす狙いで、東京都内のナチュラルローソン1店舗で13日から実施。大手コンビニ3社で初の取り組みという。通常は販売期限が迫った商品を値引きし、期限を過ぎれば廃棄している。
大手3社は消費期限とは別に、棚から商品を撤去する販売期限をそれぞれ設けている。
デザートは販売期限から消費期限まで1日程度あり、弁当などより長いため、実験対象に選んだ。食品ロス削減の効果が確認できれば、他店舗や他商品に拡大できるかどうかを検討する。