島﨑信長、岡本信彦ら出演の朗読劇『君の膵臓をたべたい』、12月10日公演のオフィシャルレポート公開

朗読劇『君の膵臓をたべたい』が2022年12月10日(土)・11日(日)にニッショーホールにて上演されました。昼公演には島﨑信長さん、悠木碧さん、原紗友里さん、中島ヨシキさんが、夜公演には岡本信彦さん、直田姫奈さん、古賀葵さん、伊東健人さんが出演した12月10日公演のオフィシャルレポートをご紹介します。

朗読劇『君の膵臓をたべたい』が2022年12月10日(土)・11日(日)にニッショーホールにて上演されました。この記事では12月10日昼夜公演のオフィシャルレポートをご紹介します。

『君の膵臓をたべたい』は2016年に「本屋大賞」ほかを多数受賞した住野よるの氏のデビュー小説です。浜辺美波さんと北村匠海さんのダブル主演による実写映画も大ヒットし、『キミスイ』の愛称で知られています。

主人公である「僕」が病院で偶然クラスメイトである山内桜良がつづっていた秘密の日記帳を拾い、彼女の余命が膵臓の病気により、もう長くはないことを知ってしまうことから始まる物語で、「桜良の死ぬ前にやりたいこと」に付き合っていくうちに「僕」と桜良は次第に心を通わせて成長していきます。

朗読劇『君の膵臓をたべたい』(双葉文庫)12月10日公演レポート4

朗読劇『君の膵臓をたべたい』(双葉文庫)12月10日公演レポート9

12月10日(土)昼の部公演では主人公である「僕」を島﨑信長さん、「僕」のクラスメイトである山内桜良を悠木碧さんが演じ、桜良の親友・滝本恭子を原紗友里さん、そして中島ヨシキさんが「僕」と桜良のクラスメイト・ガムの彼と「僕」の内面のを表現する語りを併せて担当しました。

同日夜の部公演では主人公である「僕」を岡本信彦さん、「僕」のクラスメイトである山内桜良を直田姫奈さんが演じ、桜良の親友・滝本恭子を古賀葵さん、そして伊東健人さんが「僕」と桜良のクラスメイト・ガムの彼と「僕」の内面のを表現する語りを併せて担当しました。

現在、WEB声優MENにて12月10日の夜公演で「僕」を演じた岡本信彦さんの単独インタビューも公開中。撮りおろし写真と共に今回の朗読劇への想いを語っています。稽古場レポートも公開されていますので、ぜひ合わせてご覧ください。

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以下、プレスリリースより。

***2022年12月10日(土)・11日(日)にニッショーホールにて上演された数々の大ヒット作品を世に送り出す小説家・住野よるのデビュー作であり、実写映画、劇場アニメ公開と、様々なメディアミックスを展開した大ヒット小説『君の膵臓をたべたい』の朗読劇の12月10日(土)の昼の部、夜の部の公演の模様を公演写真と共にお届けいたします。

あらすじ

主人公である「僕」は病院で偶然「共病文庫」というタイトルの本を拾う。

その本は「僕」のクラスメイトである山内桜良がつづっていた秘密の日記帳で、彼女の余命が膵臓の病気により、もう長くはないことが書かれていた。

「僕」はその本の中身を興味本位で覗いたことにより、家族以外で唯一桜良の病気を知る人物となった。

「桜良の死ぬ前にやりたいこと」に付き合っていくうちに「僕」、桜良という正反対の性格の2人が、お互いに自分には欠けている部分にそれぞれ憧れを持つようになり、次第に心を通わせて成長していく。

12月10日(土)昼の部公演レポート

主人公である「僕」を島﨑信長、「僕」のクラスメイトである山内桜良を悠木碧が演じ、桜良の親友・滝本恭子を原紗友里、「僕」と桜良のクラスメイト・ガムの彼・語りを中島ヨシキが担当する。

物語冒頭では、主人公である「僕」とクラスメイトである山内桜良が、彼女がつづっていた秘密の日記帳「共病文庫」を通して関係を深めていく様子が描かれる。

膵臓の病を抱えてもなお、明るくはつらつとした桜良を悠木が鮮やかに演じ、対照的に内向的で感情をあまり表に出さない「僕」を島﨑がクールに演じながらも、桜良との交流を通して次第に心を開いていく様子を声のみのお芝居で丁寧に表現する。

朗読劇『君の膵臓をたべたい』(双葉文庫)12月10日公演レポート1

「僕」と桜良のクラスメイトであるガムの彼、隆弘を演じる中島ヨシキは、「僕」の内面を表現する語りを併せて担当しており、飄々としたガムの彼とは異なるアンニュイな表情をみせながら「僕」の感情の変化を島﨑と共につくりあげていく。

朗読劇『君の膵臓をたべたい』(双葉文庫)12月10日公演レポート2

桜良の親友である滝本恭子を演じる原は、桜良へ見せるかわいらしい一面と、「僕」に見せる強気な側面を表情豊かに演じる。恭子と異なり、落ち着いた声色で優しく「僕」へ語り掛ける桜良の母親役の演技を楽しめるのも朗読劇ならでは。

朗読劇『君の膵臓をたべたい』(双葉文庫)12月10日公演レポート3

物語が終盤に向かうにつれ、悠木演じる明るく振舞う桜良が、本音を打ち明ける真剣な表情、島﨑演じる彼女に向き合う「僕」の感情の昂ぶりが客席も引き込んでゆく。

朗読劇『君の膵臓をたべたい』(双葉文庫)12月10日公演レポート5

12月10日(土)夜の部公演レポート

主人公である「僕」を岡本信彦、「僕」のクラスメイトである山内桜良を直田姫奈が演じ、桜良の親友・滝本恭子を古賀 葵、「僕」と桜良のクラスメイト・ガムの彼・語りを伊東健人が担当する。

物語冒頭では、膵臓の病を抱えてもなお、明るく「僕」を引っ張る桜良を直田がユーモラスに茶目っ気たっぷりに演じ、対照的に、内向的で感情をあまり表に出さない「僕」を岡本が冷静な表情とシニカルな口調でテンポよく会話を繰り広げる。

朗読劇『君の膵臓をたべたい』(双葉文庫)12月10日公演レポート6

「僕」と桜良のクラスメイトであるガムの彼、隆弘を演じる伊東健人は、「僕」の内面を表現する語りとも併せて担当しており、ガムの彼とは異なる「僕」の意識の変化を、岡本の演じる「僕」に寄り添いながら表現していく。

朗読劇『君の膵臓をたべたい』(双葉文庫)12月10日公演レポート7

桜良の親友である滝本恭子の楽しげな表情、悲しみ、怒りの感情を、古賀は巧みに表現する。桜良の母親役も兼ねる古賀の恭子と対照的な大人びた雰囲気を醸し出す。二役の演じ分けにも注目したい。

朗読劇『君の膵臓をたべたい』(双葉文庫)12月10日公演レポート8

物語後半、「僕」と桜良は次第に関係を深め、互いが大事な存在となってゆく。

冒頭では明るく快活に笑う桜良が、「僕」に本音を打ち明ける際の直田の大人びた表情や、岡本がみせる、他人に関心のなかった「僕」が桜良と出会ったことで心を開き、様々な感情を発露する様に客席からすすり泣く声も・・・・・・。

朗読劇『君の膵臓をたべたい』(双葉文庫)12月10日公演レポート10

朗読劇『君の膵臓をたべたい』(双葉文庫)12月10日公演レポート11

結末に向かうにつれ、各キャラクターたちが出演者によって表情豊かに描かれていく。

是非、物語の結末を本公演にて体感ください。

11日(日)昼の部・夜の部の公演がご覧頂ける配信チケットが、ローチケLIVE STREAMINGにて発売中。アーカイブ期間は12月14日(水)23時59分までとなります。

是非、この機会に豪華声優陣の「生」の演技をお楽しみください。

WEB声優MENにて僕役 岡本信彦さんインタビュー(全3回)&稽古場レポートを公開中

WEB声優MENにて僕を演じる岡本信彦さんの単独インタビューを全3回に分けて公開中。

撮りおろし写真と共に今回の朗読劇に出演されるにあたっての想いなどをお伺いしました。

また、稽古場レポートも公開中。稽古場の様子や本番直前の意気込みを是非鑑賞前にご覧ください。

岡本信彦「僕に課せられた使命は、こみ上げる涙に耐えること」

・朗読劇『君の膵臓をたべたい』インタビュー(第1回)

https://futaman.futabanet.jp/articles/-/86261

・朗読劇『君の膵臓をたべたい』インタビュー(第2回)

https://futabanet.jp/articles/-/86262

・朗読劇『君の膵臓をたべたい』インタビュー(第3回)

https://futaman.futabanet.jp/articles/-/86263?page=1

・朗読劇『君の膵臓をたべたい』稽古場レポート

https://futaman.futabanet.jp/articles/-/123065

公演情報

公演日時:

12月10日(土) <昼の部>12:30開演 <夜の部>18:30

12月11日(日) <昼の部>12:30開演 <夜の部>17:00

※各開演時間の30分前より開場いたします。

会場:ニッショーホール(東京都港区東新橋1-1-19ヤクルト本社ビル)

料金:8,500円(税込)

原作:住野よる「君の膵臓をたべたい」(双葉社刊)

脚本・演出:保科由里子

制作:MAパブリッシング

主催:朗読劇『君の膵臓をたべたい』製作委員会

朗読劇「君の膵臓をたべたい」公式サイト:https://www.kimisui-reading.com/

朗読劇「君の膵臓をたべたい」Twitterアカウント:@kimisui_reading

(https://twitter.com/kimisui_reading )

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