<レスリング>女子はウクライナ、男子フリースタイルは米国が優勝…2022年ワールドカップ・最終日

 

 女子と男子フリースタイルの2022年ワールドカップ最終日は12月11日、米国・アイオワ州コーラルビルで各スタイルの決勝と3位決定戦が行われ、女子はウクライナ、男子は米国が優勝した。女子のウクライナは初優勝、男子の米国は2018年大会以来、2大会ぶりの優勝。

 日本を下すなどして決勝に進んだ女子ウクライナは、2013年以来の優勝を目指す中国と対戦。勝ったり負けたりで、72kg級を終わった段階で5-4とリード。76kg級の勝敗と内容次第では敗れる可能性もあったが、世界選手権代表のアナスタシア・オスニアチが勝ち、チームスコアを6-4として勝った。

 男子フリースタイルでは、地元の米国がイランを迎え撃つ形の決勝となり、米国が軽量2階級を勝ってスタート。一時、3-3とされたが、86・92kg級を勝ち、97kg級で世界王者のカイル・スナイダーが92kg級世界王者のカムラン・ゴラン・ガセンプールを撃破。130kg級は落としたものの、6-4で勝った。

 3位は女子がモンゴル、男子フリースタイルが世界選抜。各試合結果は下記の通り。


女子

 【順位決定戦】

 ▼決勝
ウクライナ○[6-4]●中国

 ▼3位決定戦
モンゴル○[7-3]●米国


男子フリースタイル

 【順位決定戦】

 ▼決勝
米国○[6-4]●イラン

 ▼3位決定戦
世界選抜○[8-2]●ジョージア

 

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