「人間的に“成”長できた年」「“幸”せと笑顔が“増”えた年」あなたの今年の漢字一文字は?静岡の街なかで聞いてみた

いまや、年末の風物詩のひとつといえるかもしれません。1年の世相を漢字ひと文字で表す「今年の漢字」が12月12日発表され、2022年は、戦争の「戦」となりました。

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12日午後、京都の清水寺で発表された「今年の漢字」。22万以上の応募から選ばれたのが「戦」という漢字でした。ロシアによるウクライナ侵攻のほか、円安やコロナなど生活の中で起きている身近な戦いという意味もあっての選定となりました。

そこで、街ゆく人に、みなさんの今年の漢字を聞いてみました。

今年の漢字 「戦」

<30代女性>

Q.私のことしの漢字なんでしょうか?

「『幸』です。今年、結婚式も上げて、いま妊娠もしているので、こどもも成長しているし、いろいろ仕事もプライベートも両方とも幸せだったなと思ったので、この漢字にしました」

<70代女性>

「『幸』。私の長い人生のあいだ、いまとっても幸せ。それとあとは、あちらこちらで戦争おこして、少しずつみんな、幸をわけあっていただけたらなと思いますよね」

<50代男性>

「『増』という字ですかね。まず、社会的には増税と光熱費の値上がりとか、物価の値上がりですね。個人的には、息子が6月に結婚したんですよ。新しい家族ができました。幸せと笑顔が増えた年でしたね」

<20代の男性>

「転という字ですね。それこそ、サッカーワールドカップ。下馬評が低い中で、ドイツ、スペインに勝つという、まさに「転」っぽい感じかなと思って」

さらに、偶然出会ったこんな方々にも聞いてみました。

<かにぱんお姉さん>

「『望』というのは、希望の望ですから。きれいごとですけれど、私、本名は望月というので自分の漢字を入れたいなと思って…」

<流れ星☆ちゅうえいさん>

「(ロケ中にニュースのインタビューを受けるという)今年の中でかなり衝撃のデカいことが起きて『混』乱している」

ご協力ありがとうございました!

続いて、Z世代の選んだ漢字は?

<10代女性2人>

「成長の『成』です。今年、成人の年齢が18歳になったじゃないですか。勉学とか、考え方とか、いろいろ大人にならなきゃいけない意識が芽生えて、いろんな方向で人間的に成長できた年だったのかなと思ったので」

「クレジットカードを作りました。成長したところから、大人の仲間入りかな」

<20代男性>

「真剣の『真』です」

なんでも、いま、真剣に悩んでいることがあるそうです。

<20代男性>

「ガスとか電気とか水道代があがったというところで、戦争というか戦いというか、国際でのすごく大きい問題があって、それが私たちの生活に直結しているなってところで、早く解決して学生のお財布に優しい世の中になればいいな」

<影島亜美キャスター>

「幸」や「挑」など、みなさん、とても前向きな漢字を選ばれた方が多い印象でした。ちなみに今年の2位は「安」という漢字でしたが、円安だったり、安倍元総理の銃撃事件だったりと「安心・安全」が脅かされたというネガティブな思いを持たれた方が多かったようです。2023年は、3位の「楽」のようにポジティブな漢字が並ぶ1年になることを願うばかりです。

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