オンラインで熱戦!全国の378チーム、プログラミングの技競う 問われるのは点数と回答速度、満点Vも

ユーチューブによる「PG BATTLE2022」結果発表会の様子(システムインテグレータ提供)

 ソフトウエア開発や情報処理を手掛けるシステムインテグレータ(本社・埼玉県さいたま市中央区、引屋敷智社長)は企業・学校対抗プログラミングバトル「PG BATTLE2022」(メディアパートナー・埼玉新聞社)を開催。企業の部はエムシーデジタルが、大学&大学院・高専・専門学校の部は東京大学、高校・中学・小学校・その他スクールの部は灘高校がそれぞれ優勝した。

 大会は全国一斉に90分間で4つの問題のプログラムを書いて提出するオンライン競技方式を採用。個人が戦う競技プログラミングとは違い、3人1チームで合計点を競い合うチーム戦のため、毎年さまざまなドラマが生まれ、今年も盛り上がりを見せた。

 5回目の今年は378チーム、1134人が参加。企業の部はエムシーデジタルが優勝し2連覇を飾った。唯一の300点満点を獲得し、安定した強さを見せつけた。

 大学&大学院・高専・専門学校の部は東京大学の「The Raspberry Candies」が優勝。2位の東京工業大学の「tonosama」との差は、1分30秒と大接戦。満点獲得チーム数は部門では最多の3チームとなった。

 高校・中学・小学校・その他スクールの部は、灘高等学校の「KMB76」が優勝。大会が始まって以来、初の3連覇を達成した。2位の筑波大学付属駒場高校とは約5分と僅差ではあったが、大会史上初の偉業を成し遂げた。

 システムインテグレータは「毎年開催し、プログラマーの祭典として、プログラミングに対する情熱を高めていきたい。そしてプログラマーが相対的な順位によって自分の実力を知り、スキルアップ意欲を高める機会を今後も提供したい」としている。

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