台湾と結び魅力PR

津山市観光シティプロモーションの一環で、台湾で津山の魅力をPRするイベントが5日夜、開かれた。JAL(日本航空)オンライントリップ「スカイダイニング」として津山と台湾を中継で結び、観光スポットやグルメを紹介した。
コロナ禍からのインバウンド回復需要を取り込み、旅の目的地として津山をアピールしようと津山市観光振興課が開いた。
現地からの動画配信を通じて旅行気分を味わえるバーチャルフライト体験で、台北市のホテルロイヤル日航台北を会場に実施。午後6時50分に台湾を出発、7時10分に津山に到着するという設定で、参加した31人はホテルにいながら実際に搭乗したかのようなビジネスクラスのサービスを受け「津山旅行」を疑似体験した。
津山まなびの鉄道館(岡山県津山市)から中継を行い、稲葉伸次館長らが同館を紹介。市内観光スポットの動画を配信したほか、鉄道館クイズも楽しみ、参加者は拍手を送るなどして盛り上がった。台湾に向けて稲葉館長は「鉄道に関する発見をしに、ぜひまなびの鉄道館へお越しください。津山にはたくさんの魅力が詰まっています」と呼びかけた。
この後、ホルモンうどん調理実演・試食の中継や、機内食のイメージで津山から直送した食品を使った料理も振る舞われた。


台湾に向けて津山をPRする稲葉館長(右)

© 津山朝日新聞社