『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』の音楽は、“女性らしさ”と“戦う勇敢さ、力強さ”の融合

『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』

Netflixで世界配信されている「ジョジョ」シリーズ第6部『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』の劇中サウンドを担当している菅野祐悟氏が、Netflix AnimeのYouTubeチャンネルで同作についての思いを語った。

菅野氏は本作以前にも、第3部『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』、第4部『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』、第5部『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』と3作で「ジョジョ」シリーズのサウンドを担当しており、「世界的に愛されている、ジョジョのシリーズの音楽を担当させていただけるというのは、作曲家として本当に光栄に思っています」と話す。

第6部に当たる『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』で通算4作目のサウンド担当となる菅野氏だが、今作の音作りに関して「前回の音楽を超えたいという思いで一生懸命作っています。3部、4部、5部を超える音楽を作ろうと、一生懸命頑張りました。皆さん楽しみにしてください」とアピールし、「様々な個性豊かなキャラクターがいるので、サウンドでもそれぞれのキャラクターの個性を引き出せるような音楽を作りたいなと思い、毎回チャレンジしています」と音作りへのこだわりを語った。

また、今作の主人公・空条徐倫(くうじょう ジョリーン)はシリーズ初の女性主人公であるため、「(徐倫は)強いキャラクターですので、“女性らしさ”と“戦う勇敢さ、力強さ”を、どのように融合させて表現していくかが、今回チャレンジする一番のポイントだったと思います」と明かしたのだった。

ちなみに菅野氏お気に入りのエンディング曲は第3部『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』エジプト編で起用されたパット・メセニー・グループの「Last Train Home」だそうで、その理由を「ボクの青春時代に聞いていた、とても思い入れがある曲でした」と語っている。

「ジョジョ」シリーズ第6部『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』は、12月1日より第25話~最終話第38話を公開し、Netflixで全世界独占先行配信中。

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