ニュースポーツ楽しいな みなべの施設で交流会

モルックを体験する子どもたち(和歌山県みなべ町清川で)

 和歌山県みなべ町以南にある総合型地域スポーツクラブの交流イベントが11日、みなべ町清川の梅の里スポーツクライミング施設(元清川中学校)であった。家族連れらがニュースポーツのモルックやボッチャ、ボルダリングなどを体験した。

 みなべ町の梅の里スポーツクラブが田辺・西牟婁と新宮・東牟婁のクラブで構成する第4ブロックに入ったことから、初めてみなべ町を会場にして同ブロックの交流会を開いた。

 梅の里スポーツクラブと田辺市の2クラブ、上富田町、白浜町、串本町から各1クラブの計6クラブが参加し、さまざまなスポーツを体験してもらおうと開いた。

 参加者は、木の棒を投げてピンを倒すモルックや、パラリンピックの正式種目になっているボッチャを体験。スポーツクラブのスタッフからルールの説明を受けながら対戦を楽しんだ。

 施設に備わっているクライミングウオールを使ったボルダリングも子どもらに人気があった。

 田辺市会津小学校1年の入江五梛君(7)は「モルックは木が倒れたり、倒れなかったりして楽しかった。またやってみたい」と笑顔で話した。

 ボルダリングの大会に出場しているという田辺第二小学校5年の棒引琴音さん(11)は「大会でできなかったことをできるようになりたくて参加した。いろんなコースに挑戦したい」と話した。

子どもらに人気があったボルダリング

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