「このままでは一生俺『のろま』言われる」とんねるず木梨憲武がどうしても嫌だったこと

12月12日放送の「スイッチインタビュー」(NHK Eテレ)では、とんねるず・木梨憲武さんとファッションデザイナー・細川雄太さんが対談。木梨さんがコンビ名の由来を明かし、話題を集めました。

(画像:時事通信フォト)

■「このままでは一生俺『のろま』言われる」とんねるず木梨憲武がどうしても嫌だったこと

木梨さんは1980年、帝京高校の同級生だった石橋貴明さんと、とんねるずを結成。

とんねるずは当初、貴明&憲武というコンビ名でオーディション番組に出場。

木梨さんによると、「プロデューサーが『貴明&憲武って長いし覚えづらいから、じゃあ明日名前付けて、私考えてきてあげるから』って。で、次の日、『2つあります。どっちがいいですか?』っつって、1つ目は『とんまとのろま』。2つ目は『とんねるず』。この2つ考えてきました。貴明のTと憲武のNで『とんまとのろま』。もう1つはTとNで『とんねるず』」と、プロデューサーに新しいコンビ名を提案されたとのこと。

最終的に木梨さんは、「このままでは一生、俺『のろま』言われる。『のろちゃん』って言われるかもしれない。『すみません「とんねるず」の方でいかせてもらいます』っつったら、『あぁ本当、じゃあそうしなさい』なんつって」と、現在のコンビ名を選択した理由を明かしました。

■とんねるずが歌手に挑戦した理由とは?

歌手としても頭角を現わすようになったとんねるずは、「NHK紅白歌合戦」にも出場。

また、木梨さんはソロ歌手としてもデビューを果たすなど、活躍を見せるようになります。

細川さんが「歌手とかもやっていくじゃないですか。そのきっかけとかは何やったんですか?」と尋ねると、木梨さんは「周りの人が、『おい、お前らいくぞ、歌』とか。歌手の方たちのプロデューサーだったりマネージャーだったり。そしたら出会ったからとんねるずに歌を歌わせたら面白そうだとか。そこに秋元康さんがいたりして、そしたらヒットしちゃったとか、よし次はライブだとか、全国へ行くぞツアーとかって」と答えました。

続けて、「まぁ自分たちで仕掛けるっていうか、こういう事をやりたいのも含めて、それを動いてくれるのってやっぱ、ここら辺のね、人たちが全面…いい時代も含めて全面協力で面白がって遊んでた。『嘘でしょ? 歌手になっちゃった』とか」と、当時の記憶を回顧。

そんな木梨さんは、「つまり何やっても免許ないから。歌手だって自分が思えば、歌手でいいわけよ。 売れようが売れまいが、自分がそういう意識だけがあれば。そっち行ってああやっぱダメだとか、やめた! とかもありで考えれば」と、多ジャンルに挑戦する理由を明かしました。

今回の放送にはネット上で、「とんねるず、コンビ名『とんまとのろま』もあつた!?」「ノリさん超カッコいいな!優しい!アートや音楽を色んなとこに繋いでて本人は『楽しい!』しか感じてないような」「ノリさんの歌声好きだなあ」などのコメントが上がっています。

木梨さんの「免許ないから。歌手だって自分が思えば、歌手でいいわけよ」という言葉が印象的でしたね。

面白いと思う事があれば躊躇せずに挑戦する木梨さんが素敵ですね。

(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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