土屋アンナさんが“旅人”に 那須町が電子雑誌で観光PR

那須町を特集した「旅色FO-CAL」

 那須町は観光プロモーションの一環として、ブランジスタメディア(東京都)が発行している無料の旅行電子雑誌「旅色FO-CAL(フォーカル)」の町特集版を制作した。モデル・俳優の土屋(つちや)アンナさんがナビゲーターとして観光スポットを巡り、町の魅力を紹介している

 「旅色-」は、著名な女性タレントがナビゲーターとなって全国各地の観光スポットを紹介する電子雑誌。町は、観光客誘致や特産品のPR、ふるさと納税寄付額増加などにつなげる目的で活用することにした。

 土屋さんはインスタグラムで56万人以上のフォロワー(8日時点)を抱え、多大な影響力が期待できることから起用された。

 雑誌では、湯本のパン製造販売「ペニーレイン」那須店や、高久丙の「那須ステンドグラス美術館」などを巡り、おしゃれで写真映えもする町のグルメや芸術を1日で堪能できるモデルコースを紹介。町の印象や各地を訪れた感想を語った土屋さんのインタビュー記事も併せて掲載している。

 町観光商工課の藤田美耶(ふじたみや)主事(31)は「ネットなら全国の人にこの記事を読んでもらえる。一人でも多くの人に町に来て楽しんでもらい、リピーターの増加につなげたい」と話している。

 「旅色-」のホームページで来年12月上旬まで閲覧できる予定。

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