
大和証券は13日までにまとめた主要上場企業の業績見通しで、金融と投資損益の影響が大きいソフトバンクグループを除く約200社の2022年度の経常利益が前年度比9.6%増で過去最高となり、23年度も0.6%増とほぼ横ばいながら最高益を更新すると予想した。ただ23年度は半導体不足による自動車の生産回復遅れなどのため8月時点の4.2%増益予想から下方修正した。
大和証券のアナリストの予想を集計。22年度は円安が押し上げ要因となり、経常利益の合計は46兆円になると予想。23年度は世界景気減速などの懸念から、増益は維持するものの微増の46兆2千億円になると見込んだ。