QRコード乗車券のシステム開発にスルッとKANSAI協議会らが着手

スルッとKANSAI協議会は、ウェルネット株式会社(以下、ウェルネット)とともに、ユーザーのスマートフォンで購入できるQRコードを活用したデジタル乗車券(以下、QRコード乗車券)のシステム開発に着手した。11月18日付のプレスリリースで明かしている。

同協議会は、後払い式のICカード乗車券「PiTaPa」を2004年に導入した。その後、交通系ICカード乗車券の全国相互利用への対応により、便利に鉄道・バスを利用できる環境を整備している。

両者は、乗車券の非接触化とキャッシュレス化を進め、利便性の高いサービスの実現を進めていく。QRコード乗車券サービスは、2024年春に開始する予定だ。

また、同取り組みは、スルッとKANSAI協議会として取り組むという。これにより、同協議会は、加盟事業者のネットワークを生かした広域的なQRコード乗車券サービスを多くのユーザーが利用できるように取り組んでいくと述べている。

(出典:スルッとKANSAI協議会 Webサイトより)

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