舞踊集団宮坂流 こんな舞台創ってみました

舞踊集団「宮坂流」の「こんな舞台創ってみました」(つやままちフェス実行委主催)が岡山県津山市山下の津山文化センター大ホールで開かれ、「祝祭」をテーマにした華麗なステージが約400人の観衆を魅了した。
2代目・宮坂一樹さん、宗家・宮坂身志さん、踊り総指導者の宮坂あさみさんが出演。歌の坂田偉七さん、尺八の瀧北榮山さん、和太鼓の田中駿一郎さん、津軽三味線の小田島旺來さんらをゲストに迎えた。
「津山まつり唄」「河内音頭」といった民謡に合わせ、現代的にアレンジした銭太鼓や傘踊り、扇を優雅にはためかせる舞踊などを披露。ダイナミックで臨場感あふれる舞台に観客たちは惜しみない拍手を送った。
後半は、福井県に伝わる「池田追分」や鳥取県の「貝殻節」のほか、各楽器ごとの演奏があった。一樹さんのゲストを交えた切れの良いトークも好評。
初めてステージを見た小原の女性(73)は「華やかなでとても素晴らしかった。友人を誘ってまたぜひ見に行きたい」と笑顔で話した。

観客を魅了した華麗な傘踊り

© 津山朝日新聞社