関根勤、あの大女優に「全然威圧的なところがない」「すごく優しい感じがいたしまして」

12月13日、タレントの関根勤さんのYouTubeチャンネル「関根勤チャンネル」では「本当に優しかった芸能人ランキング」について語る動画を公開。

昭和を代表する大物芸能人たちとのエピソードを明かし、注目を集めています。

(画像:時事通信フォト)

■関根勤、あの大女優に「全然威圧的なところがない」「すごく優しい感じがいたしまして」

番組に視聴者から「本当に優しかった芸能人」について教えてほしいとのコメントが届きます。

関根さんは「ランキングにするのはちょっと難しいので、羅列していきますね」と名前を挙げてエピソードを紹介していくことに。

最初に名前が挙がったのは、女優の森光子さん。

関根さんは森さんの「関根くん」と言う優しい口調を真似しながら「森光子さんが優しかった~」としみじみ振り返ります。

森さん主演のドラマで一緒になった時も「全然威圧的なところがない」「素晴らしい、優しかった」とのこと。

「そこまで僕はお話しなかった」とのことですが、「すごく優しい感じがいたしましてね」と、森さんの優しさについて語りました。

また、俳優でコメディアンの三木のり平さんの名前も挙がります。

ある時、関根さんが衣装部屋で衣装合わせをしていると、三木さんが「ラビットくん」と、関根さんの旧芸名(ラビット関根)を呼んでくれたそう。

「はっ!三木のり平さんだ!桃屋の『ごはんですよ』の人だ」驚いた関根さん。三木さんは桃屋の海苔製品「ごはんですよ」のキャラクターのモデルとしても有名でした。

三木さんは「ラビットくん、仲良くやんなよ皆と、ね~」「今はさ~、VTRあるからいいね~、僕らの時はさ~、全部生(放送)だからさ、ドラマも生(放送)だしさ、大変だったよ~」などと話しかけてくれたのだそう。

当時を思い出し、関根さんは「嬉しかったね~、三木のり平さんに会えて。時代を代表するコメディアンですからね」と、感慨深そうに振り返ります。

■「ごはんですよ」のキャラクターモデルは…

また、関根さんの師匠である萩本欽一さんからも「とにかく三木のり平さんを観てこい」と言われていたそう。

萩本さんは、三木さんについて「舞台と客席の間の空間を笑わす」人と評していたのだとか。つまり、お客さんの笑い声で客席から舞台の間を波打たせることができる人という意味だそう。

実際に三木さんの舞台を観に行って、「確かにそのとおり」と思ったという関根さん。もっとも、三木さんには「セリフ時々忘れるんですよ」というお茶目な一面も。

舞台でも「その忘れてるのが、間(ま)なのか忘れているのか分かんないんですよ」と関根さん。共演者も三木さんの様子を探りながら演じており「それがまたおかしい」のだそう。

■視聴者「ちょっとじ~んときてしまいました」

「本当に優しかった芸能人」は他にも、前田吟さん、かまやつひろしさん、三波伸介さん、森進一さんらの名前が挙がりました。

今回の動画に対し、ネット上では「どんな世界でも大御所になる方は、優しい面を持っていられますね」「懐かしいお名前が沢山出てきて、楽しくも、ちょっとじ〜んときてしまいました」「ラビーも今の若手芸人さんにとって優しい大先輩ですよね」との声が。

レジェンド芸能人とのエピソードが豊富な関根さん。さらに大物芸能人たちとのエピソードを聞いてみたくなった視聴者も多いのではないでしょうか。

【番組情報】
関根勤チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=nsmgznqhUGk

(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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