沢口靖子主演「科捜研の女 2022」最終回に声優・加藤英美里が登場

テレビ朝日系連続ドラマ「科捜研の女 2022」(火曜午後9:00)が、12月20日に最終回を迎える。そのラストエピソードに、声優の加藤英美里が出演することが分かった。さらに、第3話で登場した科学者専門の人材ブローカー・奥居秀俊(福士誠治)も再び現れ、天才物理学者・古久沢明(石黒賢)が榊マリコ(沢口靖子)と壮絶なるラストバトルを繰り広げる。

科学捜査ミステリーの原点にして最高峰に君臨する「科捜研の女」は、1999年のスタート以来、ミステリーファンから熱烈な支持を受け、現行連続ドラマ最多シリーズ記録を更新し続けている。この秋、高度な科学捜査を追求し、よりスタイリッシュで、よりハイクオリティーな大人の科学ミステリーに進化。京都府警科学捜査研究所、通称・科捜研の法医研究員であるマリコが、新たな“科捜研ワールド”に視聴者をいざなう。おなじみのキャストに加え、今シーズンから君嶋直樹(小池徹平)が科捜研研究員として加入。天才物理学者・古久沢が、“シリーズ最強の敵”としてマリコの前に立ちはだかる。

最終回では、数々の難事件に挑んできたマリコをも、りつ然とさせる事件が起きる。京都市内のビルで女性の遺体が発見されたが、不可解なことに遺体が凍死の所見を示していたのだ。気密性が高く、深夜でも室温が下がらないビル内で凍死するなど、通常ではありえないこと。しかも、現場のビルは、最近まで古久沢が海外の研究機関と手を組んで極秘裏にラボを開設していた場所だった。古久沢の気配を感じつつ事件を調べ始まるマリコたちは、手がかりを追って、ある日本企業にたどり着く。

2008年の第2回声優アワードで新人女優賞と歌唱賞を、12年の第6回では助演女優賞を受賞するなど、表現者として抜群の実力を誇る加藤が演じるのは、事件の鍵となる電機メーカーの開発管理部長・水川真由美。地上波ドラマは、“声のみの出演”経験があるものの、女優として役を演じるのは今回が初めてだ。日本有数の電機メーカーの部長らしく、白のスーツ姿でキリリと登場し、刑事・土門薫(内藤剛志)から聴取を受けて、駆け引きを繰り広げる場面を堂々と演じている。果たして真由美は古久沢とどう関わり、どこまで事件を知っているのか? 土門から古久沢との関係を追及された真由美が語る真実とは?

さらに、古久沢とマリコの“最終決戦”の火ぶたが切られることに。「研究を阻む者は、未来の人類にとって害悪でしかない」という信念を持ち、犯人を知りながらも、科学の発展のために2度も隠避した男・古久沢。「科学者として君を軽蔑する」などとマリコをひどい言葉で非難してきた天才物理学者との、戦慄(せんりつ)の結末とは!? そして、優秀な科学者を売買する闇ブローカーとして暗躍してきた奥居の影が、今回も怪しく見え隠れする。

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