橋本マナミが“黒いコートの女”として登場。水谷豊の「『相棒』にようこそ」に感激

テレビ朝日系連続ドラマ「相棒season21」(水曜午後9:00)の12月21日放送・第10話「黒いコートの女」に、橋本マナミが出演することが分かった。さらに、事件の鍵を握る少女役を「監察医 朝顔」(フジテレビ系)で注目を集めた子役・加藤柚凪が演じる。

2000年にスペシャルドラマとして誕生して以来、国民的刑事ドラマとして定着した「相棒」は、シリーズを通じて挑戦を続け、進化してきた。新シーズンは、水谷豊と寺脇康文が約14年ぶりにタッグを組んで注目を集め、新たな伝説への扉を開けた。

第10話では、組織犯罪対策部薬物銃器対策課の課長・角田六郎(山西惇)からの依頼で、特命係の杉下右京(水谷)と亀山薫(寺脇)は宝石窃盗グループの検挙に協力。取り逃がした犯人を追う中で、黒いコートの女(橋本)に出会う。2人が容疑者の自宅でたまたま女と遭遇した直前に、その容疑者が階段から転落していたことが判明する。さらに、その女は“ダイヤ”を探していたことまで分かり、一気に事件との関わりが強まっていく。ダイヤを探していた謎の女の正体を探っていくうちに、右京と薫は女の過去を知ることとなる。

「相棒」シリーズ初登場となる橋本は、今回の出演に「大好きなドラマでしたので、その一員として関わらせていただけることに感無量でした」と喜び、水谷とは時代劇「無用庵隠居修行」(BS朝日)でも共演経験があるということで、「『相棒』の現場でお会いした時に、“『相棒』にようこそ”と言っていただけたのがうれしかったです。水谷さんと寺脇さんお二人が、本当に仲がよくて、空き時間も気さくに話しかけてくださったり、現場の雰囲気もとてもすてきで、少しの間でしたがとっても幸せな時間でした」と温かい雰囲気の中で撮影が行われたことを明かした。

さらに、「私が演じた“黒いコートの女”はミステリアスな謎多き役ですが、台本を読み進める中で彼女が背負っているものの大きさに涙しました。思いがけない物語の展開の中に、皆さんの心に伝わるものがありましたらうれしいです。そしてラストはこんなことになっちゃうの?と、驚きの展開になっています。『相棒』ファンの方々にも楽しんでいただける内容になっていると思いますので、年末の夜にご家族や大切な人とご覧いただけたらうれしいです」と視聴者に向けてメッセージを送った。

そして、本日12月14日放送・第9話「丑三つのキョウコ」では、都市伝説の裏に隠された謎に右京と薫が迫る。SNSでうわさの都市伝説“丑三つのキョウコ”に右京が興味を示していた頃、あるフリースクールの代表が胸を刺され死亡。死亡推定時刻に、現場の近くを白い服の女が徘徊(はいかい)する姿が撮影されており、「現実にキョウコが出現!?」とネットが騒ぎ始める。捜査を進めるうち、殺害された代表が悪質な商売に手を染めていたことが分かり、その被害者の中には“キョウコ”を思わせる黒髪女性も。果たしてその女性と事件との関わりは?

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