岡山県は14日、新型コロナウイルスに感染していた90代以上の男女と80代の男女計4人の死亡と、3101人の感染を発表した。1日当たりの感染者数は9月1日以来、3カ月半ぶりに3千人を上回った。
県内で1日当たりの感染者が初めて3千人を超えたのは、流行「第7波」の8月4日発表分。人の往来が増えた盆を経て4399人となった同20日をピークに減少に転じ、9月下旬からは千人未満で推移していた。11月上旬に再び千人、同下旬には2千人を突破、増加傾向が続いている。
14日の新規感染者は、岡山市保健所管内が1133人、倉敷市保健所763人、県管轄の5保健所1104人、陽性者診断センター101人。年代別は、10代504人、40代475人、10歳未満456人、30代409人、20代385人など。
クラスター（新規感染者）は14件発生。岡山、倉敷、笠岡、井原、備前、真庭市、美咲町の高齢者施設11カ所で81人、高梁、新見市の医療機関2カ所で26人、浅口市の障害者施設で6人の感染が判明した。
