活動10周年を迎えたKONCOSが、本日12月14日(水)に新作『Waltz for April』をリリースした。
メンバーの佐藤寛(Vocals, Guitar, Bass)、古川太一(Piano, Synthesizer Bass, Vocals)から届いたコメントを紹介しよう。
時が止まった。
街が息を止めた。
僕が息を止めた。
みんなが息を止めた。
息が詰まり、声に詰まり、頭は煮詰まっていった。
時間は流れ、思い出だけが止まっていた。
2022年春
桜の木の下でようやくこの曲が生まれた。
Waltz for April ~4月のワルツ~
2022.11.01.Tue 佐藤寛
大事にしてきた事を奪われ続けたここ数年の世界。
気づいたら原点に戻っていた。
バンドで集まり、目標が定まらないまま、週1回3時間の練習を続けた。
ピアノと向き合い、つくりたいものが見えないまま、納得するコード展開を探し続けた。
季節ごとにForagerへ出向き、花を描き続けた。
子供たちとパークに通い、スケートボードの練習を続けた。
音楽に迷い、花とスケートボードに救われた。
自分の大事なものが、シンプルになった。
つくり続けてきた表現を、大事な仲間とかたちにしました。
CASSETTE TAPEと個展、リリースパーティー。
いつも見守ってくれる皆様に感謝の気持ちで企画しました。
まだまだ続くけど、この10年に出会った全てにリスペクトを込めて。
KONCOS Waltz for Aprilをよろしくお願いします。
外はとても気持ち良い秋晴れ、二日酔いなしの月曜日の朝に。
古川太一
なお、『Waltz for April』のリリースパーティーは12月17日(土)に京都nano、12月23日(金)に下北沢SHELTERでそれぞれ行なわれる。