「Fビレッジ」「新球場」が3月開業、北広島駅はどう変わる? プロ野球ナイトゲームにあわせ臨時列車運転

快速エアポート 車両イメージ(写真:STUDIO EST / PIXTA)

2023年3月、「北海道ボールパークFビレッジ」(以下、Fビレッジ)、新球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」(以下、新球場)が北海道の北広島市に開業します。

JR北海道は北広島駅がFビレッジや新球場の最寄り駅となることから、試合終了後の混雑を想定した設備改修を実施。デーゲームやナイトゲーム後の時間帯に使用するため、札幌方面ホーム(3・4番線)を延伸するほか、エレベータ改札口を新設し、ともに本年12月25日から供用を開始します。

ホーム延伸部使用時は4番線を着発する列車の停止位置を変更して混雑緩和を図ります(画像:JR北海道)
新設されるエレベータ改札口(画像:JR北海道)

ナイトゲーム開催時は臨時列車を運行

北広島市によれば、新球場が満員(35,000人)となった場合、4割弱の13,500人(うち札幌方面11,500人)が鉄道を利用する想定となっています。JR北海道は14日、新球場でプロ野球のナイトゲームが開催時の運行計画も発表しました。

北広島駅始発の札幌行き臨時快速列車を6本運転。さらに「特別快速エアポート」2本を北広島駅に臨時停車させます。北広島駅を20時以降に発車する札幌方面行列車は、輸送力を確保するためすべて6両編成となります。

ナイトゲーム開催日の北広島駅札幌方面時刻表(画像:JR北海道)

試合終了後は券売機や窓口の混雑が予想されるため、JR北海道は帰りの乗車券・指定席券の購入やKitacaなどの交通系ICカードへのチャージを事前に済ませるよう推奨しています。

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