下級生に暴言や正座41件 1年生徒自殺の熊本工高

保護者会後、報道陣を前に謝罪する熊本県立熊本工業高の柿下耕一校長(左)ら=14日夜、熊本市

 熊本県立熊本工業高1年の生徒が10月に自殺した問題を巡り、所属していた部活動の部員に学校側がアンケートを実施した結果、部内で下級生に「殺すぞ」「死ね」といった暴言を吐いたり、長時間正座させたりする行為を41件確認した。同校が14日明らかにした。県教育委員会がつくる第三者委員会が自殺との関連を調査する。

 生徒は8月ごろから、部活動の顧問や担任に人間関係がうまくいっていないと相談し、10月23日に自殺した。

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