黒澤明「生きる」が脚本カズオ・イシグロで再び映画化 『生きる LIVING』ビル・ナイ、ゴールデングローブ賞主演男優賞ノミネート

『生きる LIVING』©︎Number 9 Films Living Limited

黒澤明監督の名作『生きる』(1952年)が、ノーベル賞作家カズオ・イシグロの脚本で『生きる LIVING』として再び映画化。「第80回ゴールデングローブ賞」の主演男優賞にビル・ナイがノミネートされた。

脚本カズオ・イシグロ×主演ビル・ナイ

本作の舞台は第二次世界大戦後のイギリス。「日の名残り」「わたしを離さないで」などで知られる作家カズオ・イシグロが脚本を手掛け、2011年に『Beauty(原題)』でカンヌ国際映画祭のクィア・パルムを受賞したオリヴァー・ハーマナスが監督を務める。

主演は『ラブ・アクチュアリー』『アバウト・タイム 愛おしい時間について』『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどに出演するイギリスの名優ビル・ナイ。

予告映像も公開された本作は、すでにサンダンス映画祭やヴェネチア国際映画祭、サン・セバスティアン国際映画祭、トロント国際映画祭、東京国際映画祭といった世界の映画祭で上映され、本年度アカデミー賞の有力候補と目されている。

『生きる LIVING』は2023年3月31日(金)より全国公開

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