SUP、荒木珠里が年間シリーズ2位 日本人初、史上最年少 ワールドツアー

 SUP(スタンドアップパドルボード)のAPP最終戦が9~11日、スペイン南東部アリカンテのビーチで行われ、名護市の荒木珠里(16)=NHK学園高1年、KANAKA沖縄=がスプリントレースで2位、ディスタンスレースで1位、総合で優勝を果たした。年間シリーズは2位となり、日本人初の史上最年少で栄冠をつかんだ。

 今季からツアー本格参戦の荒木は、約200~300メートルのスプリントで強敵に善戦し、初の決勝進出で自身過去最高の2位。約11キロのディスタンスはスタートからトップの後に付け、途中で1位に躍り出てそのまま逃げ切った。

 荒木は「初(本格)参戦で準優勝できてうれしい」と喜んだ。 

  (金良孝矢)

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