フランスがモロッコ下し、決勝へ 2―0、連覇へ王手

モロッコに勝利し決勝進出を決め、笑顔で喜ぶフランスのエムバペ(手前)=アルホル(共同)

 【アルホル共同】サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会第21日は14日、北部アルホルで準決勝の残り1試合が行われ、大会2連覇を狙うフランスがモロッコを2―0で下した。18日(日本時間19日未明)の決勝で、ともに3度目の優勝を懸けてアルゼンチンと顔を合わせる。

 フランスは序盤にT・エルナンデスが先制し、終盤に加点して突き放した。1934、38年のイタリア、58、62年のブラジルに続く史上3チーム目のW杯2連覇へ、あと1勝と迫った。

 アフリカ勢初の4強入りを果たしたモロッコは、17日(同18日未明)の3位決定戦でクロアチアと対戦する。

モロッコに勝利して決勝進出を決め、喜ぶT・エルナンデス(22)らフランスイレブン=アルホル(共同)
フランス―モロッコ 前半、T・エルナンデスの先制ゴールを喜ぶジルー(右奥)らフランスイレブン=アルホル(共同)

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