【トレンドナビ】三井ホームの木造マンション入居者調査=住み心地満足度98%、木造の弱み「遮音」も高満足度に

木造マンション入居者の総合的な満足度は98%――。三井ホーム(東京都新宿区、池田明社長)は2日、同社初の木造賃貸マンション「MOCXION(モクシオン)INAGI」(東京都稲城市)の入居者アンケートの結果を公表した。住み心地は、「満足」と「やや満足」を足した回答が98%となった。

理由としては断熱性や遮音性の高さのほか、「環境負荷の低い暮らしがしたい」という脱炭素化を意識した回答もあった。断熱性に対する「不満」は冬・夏ともに5%以下に留まっており、モクシオンブランドの特徴のひとつ「ZEH―Mオリエンテッド仕様」の強みがアンケート結果にも反映されたようだ。同社は、実際に木造マンションで暮らした入居者のリアルな声をアピール材料に、木造マンション受注拡大を図る。

© 株式会社住宅産業新聞社