パナソニック、LEICA DGレンズ「VARIO ELMARIT 12-35mm F2.8」発売。標準大三元をリニューアル

パナソニックは、「VARIO 12-35mm F2.8 II」をLEICA DGレンズとしてリニューアルした「LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-35mm/F2.8 ASPH./POWER O.I.S.」を2022年2月16日に発売する。希望小売価格は税込115,500円。

LEICA DG VARIO-ELMARIT F12-35mmは、LEICA DGシリーズとして14本目のレンズで、小型軽量ながらも高い描写性能、様々なシーンに対応する大口径標準大三元だ。MFTならではの「小型軽量かつ大口径通しズーム」のニーズをLEICA DGレンズでカバーする。F1.7シリーズとF2.8-4シリーズの隙間を埋める、F2.8通しズームとなっている。

特殊レンズ(UED/UHR)2枚、非球面レンズを4枚使用することで、MFTならではの小型軽量を実現しつつ、高性能を達成している。レンズ機構の改良により、ゴーストフレアを抑制し、よりヌケの良い描写を実現。また、レンズの材料を透過性に高いものに変更したことで、より自然な色を描写する。

レンズ構成
MTF特性

防塵防滴/耐低温と軽量な306gの組み合わせにより、高い機動力を誇る。ブリージング抑制、絞りマイクロステップ制御、Dual I.S.2といった高い動画性能でワークフロー削減を可能にする。フォーカスストロークを見直し、最短撮影距離の短縮を実現。W端側で0.15mまで寄れるように進化。また、最短撮影距離の短縮に伴い、焦点距離17mm時には最大撮影倍率0.21倍とスペックアップした。

LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-35mmの主な仕様

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