「夜さんぽ」で平戸の町並み体感 1月15日まで 平戸城「夜間特別展」も

「夜さんぽ」のちょうちんを持ち、歓声を上げる子どもたち=平戸港交流広場

 長崎県平戸市中心街の夜の散策を彩る「NAKED夜さんぽ」が10日開幕した。発光ダイオード(LED)電球を内蔵したちょうちんの明かりとともに歴史を感じる町並みが体感できる。
 市が夜型観光の定着を目指し、11月から開いている「平戸城下ナイトミュージアム」の一環。先行開催の各種イベントと同様、1月15日まで開かれる。
 点灯式が10日、市崎方町の平戸港交流広場であり、地元ダンスチームがオープニングを飾った。黒田成彦市長は「現代の技術と古い町並みを組み合わせた平戸ならではのイベント。楽しんでほしい」と述べ、大型ちょうちんに明かりをともした。
 同日から「夜間特別展」も始まり、平戸城本丸(天守閣、岩の上町)の開場を毎週土曜日のみ午後8時半まで延長。平戸城と平戸の歴史を題材にした特別映像2種類を上映し、城の最上階から夜景を楽しめる。問い合わせは市観光案内所(電0950.22.2015)へ。


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