長崎出身高校生レーシングドライバー 清水選手が日本一! スーパーFJ決定戦制す

表彰台の真ん中に立ち、受賞を喜ぶ清水選手=静岡県、富士スピードウェイ(提供写真)

 長崎市出身の高校生レーシングドライバー、清水啓伸選手(17)=DRAGO CORSE所属=が10、11日に静岡県の富士スピードウェイであった「スーパーFJ日本一決定戦」で初優勝を飾った。
 小学3年でレースに初参戦した清水選手は順調にステップアップし、昨年の全日本カート選手権で優勝。モータースポーツの頂点「F1」に続く入門カテゴリーの「スーパーFJ」に今年から参戦した。
 日本一決定戦には全国から41人が出場。最年少の清水選手は、各地のサーキットで開かれた地方戦のチャンピオンとして注目を集めて挑んだ。レースは4563メートルのコースを12周。周回ごとにトップ3台の順位が入れ替わる激戦を制した。
 清水選手は「細かいミスはあったものの、ルーキーと言い訳できるのも今回まで」とレースを振り返り、「サポートや応援をしてくださった方々に日本一の称号がとれた姿を見てもらえてほっとした」と受賞を喜んだ。世界で戦えるアスリートを目指し、挑戦は続く。


© 株式会社長崎新聞社