2022年の流行は“不憫かわいい”がポイント?『ちいかわ』『タコピー』の共通点

近年TwitterなどのSNSで大きな注目を集めているヒットコンテンツ。マンガやアニメなど様々な媒体でファンを惹きつけていますが、どうやら最近は“かわいそうで可愛い”がブームの原動力になっているようです。

『PUI PUI モルカー』(テレビ東京系)に『ちいかわ』(フジテレビ系)、マンガ『タコピーの原罪』(集英社)……。

いずれも大ブームを巻き起こしたヒットコンテンツですが、ネット上では「“かわいそうで可愛い”ところが共通してる」という指摘が寄せられています。いったいどういうこと?

『PUI PUI モルカー』公式サイト画像

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不憫さで可愛らしさが際立つキャラクターたち

たとえば『PUI PUI モルカー』第1期ではシロモが強盗の手助けをさせられたり、ゾンビに噛まれてゾンビ化したりと巻き込まれ体質を発揮。

第2期でも他のモルカーたちが起こしたアクシデントを傍から見ていただけにも関わらず、なぜか一緒に免許をはく奪されてしまいます。不憫なキャラクター性が可愛らしさをより際立たせているのかもしれません。また『ちいかわ』では優しい性格のちいかわやポジティブなハチワレたちを中心に、楽しくもちょっぴり切ない、そしてたまに怖い物語が展開。ちいかわだけが努力の甲斐なく“草むしり検定”に落ちるなど、必ずしも報われるわけではない厳しい世界観に引き込まれる読者が多数。

『ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ』1巻(講談社)

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また、『タコピーの原罪』もタコピー(ハッピー星人)の存在とは裏腹にハードすぎる内容で、「コメディと思って読み始めたらめっちゃしんどい」「誰がこんな展開予想できるの」と大反響を巻き起こしたことが記憶に新しいですよね。ちなみにネット上では、サンリオ原作・監修のマンガ『まいまいまいごえん』も注目を集めているよう。サンリオといえば華やかなイメージが浮かびますが、同作は16人の子どもたちと保育士による「心の成長痛」にフォーカスしているのが特徴です。かわいそうだけど、可愛い。そんな矛盾を突いた作品が今後も話題をさらうかも?■『PUI PUI モルカー』のパンケーキメーカーが発売開始!教習ポテトとペーター柄ケーキが簡単に焼ける

https://numan.tokyo/news/gtDxQ

■郵便局と『ちいかわ』のコラボグッズが11月1日より発売!郵便屋さんの帽子を被ったぬいぐるみメジャーや、描き下ろし年賀はがきなどがラインナップ

https://numan.tokyo/news/kKIFF

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