警察官の仕事を学べるイベント「ENJOY!ポリスワーク」が10日、横浜市栄区の県警察学校で開催された。事前応募の大学生や専門学生、中学生の女子生徒も参加。100人近くが集まり、警察官の幅広い業務に理解を深めた。
参加者は警察犬の訓練や白バイ隊のスラローム走行、災害時を想定したビル屋上からの救助シーンに目を見張った。今回が初めてのサイバーセキュリティー体験では、参加者が実際に端末を操作し、電子データから犯人の情報を探る近年の捜査手法の一端に触れた。
県警採用センターの小柳徹也所長(56)は「警察官に大切なのは安心安全を守りたいという気持ち。何かに自信がなくても特技を生かせる場が必ずある」と呼びかけた。