広島市議会 「食品ロス削減推進条例」を可決

15日、広島市議会で食品ロスの削減を目的とした「食品ロス削減推進条例」が、可決・成立しました。

広島市議会 12月定例会は15日、最終日を迎えました。本会議では、食べられる食品を廃棄する、いわゆる「食品ロス」を減らすことを目的に議員提案されていた「広島市食品ロス削減推進条例案」の採決が行われました。

条例案では、▽消費者は食品の購入や調理の方法を改善することなどで食品ロスの削減に取り組むよう努めること。また、▽食品関連事業者は賞味期限や消費期限が近い食品から購入するよう消費者に呼びかけ、売り切るために工夫するよう努めることなどとしています。

採決の結果、条例案は可決・成立しました。県によりますと、食品ロス削減を目的とした条例の制定は、県内で初めてだということです。

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